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みなさま、よいお盆を

ここ数日、記事の更新を休んでおりました。公私ともども雑用が入る時期でもあります。日本にいますと、お盆というのは最近の自分にとってはどうもせわしなくなる時期になっています。

「公」のほうは原稿を書いたりなどしていまして、こちらは通常営業。この時期に締め切りを抱えていて、休みの時期も何かしないといけないというのは毎年あまり変わらない気がします。それよりも、「私」のほうに割かれる時間がここ最近増えたなと感じます。

一つは、お盆にちなんだ出来事というべきでしょうか、身近な人との別れを多く経験するような年齢に自分がなったということがあるように思います。ここ5年で、まず祖父に先立たれ、昨年は幼少期からなにかと世話になっていた叔母に先立たれました。

この二人との別れは、自分にとって今もけっこうきついように思います。唯一、祖父に関しては自分がアンカラにいる時期のお別れとなったのですが、旅立ったのが2018年の5月。その前月に「峠」がありまして、実家から「いよいよ危ないから気持ちの準備だけしておいてくれ」という知らせを受けていたのです。

当時無理をいって、所属先から時期的に大変な時期とは知りながらも年休をいただいて、一目会っておこうというので緊急に長崎に戻ったのを覚えています。運よく祖父に病院で面会できたのが本当に良かったと今でも思うのですが、その面会のときに「なんでこけ(※ここに)おっとかぃ(※いるんだよ)?」と聞かれたとき、我ながら返答に窮したのをよく覚えています。

叔母にも、結局恩返しできないうちにお別れになってしまいました。
彼女についても、あまりに早すぎるお別れとなってしまったのが残念です。昨日、親戚の一部が集まって食事をする機会があったのでそちらに参加してきたのですが、この集まりもいずれはメンバーが一人また一人といなくなっていくということになるんだろうかね、と思いながら、もう自分もそういうことを考えていく年代に入ったのだなと思ったりしたことでありました。(なお、牡蛎とお魚は大変おいしゅうございました。長崎はこれがあるから最高であります)。

さておき。

健康の話でいいますと、皆様もご存じのように昨年来健康づくりをかなり意識的にやっている私でありますが、良かれと思って週末参加していたバドミントン活動で、ぶん回しすぎて左肩を捻挫するというくらいにはフィジカルがアレな私でございます。整骨院への通院を続けて、かれこれ2カ月になるのですが…なかなか治りが遅いなと思う昨今、これは加齢のせいなのかもともと自分の身体が負傷から治りにくいようになっているのか。朝起きるとその左肩があまりにも痛いというので、手ごろな価格で低周波治療器を買ってみたり、薬局でロキソニンを買ってみたりとあれこれやってはいるのですが、もうこんなことをやっている時点でそうか、と改めて思うのです。これは、中年男性の生活サイクルのそれだな、と。

今から10年以上前でしたか、とある言語学の知り合い(同い年)に、「もう俺たちは若くない、オサーン(※彼は間違いなく「おじさん」ではなく「オサーン」と書いた)なのですからあきらめましょう」とたしなめられたことがありましたっけ。その当時は「いやオレはまだ自分では若手だ(キリッ)」とか思っていたんですけどね…

今はもうあれです、ミドルエイジネイキッドマンですねと言われたら、ドントウォーリー、アイム(ネイキッド)的なことしか言えないっすなあ…「とにかく明るい吉村」を目指していく路線ですかね…(いや、さすがに公衆の面前であの恰好はでけへんけどね!!)

などと自虐が続く、我ながらいや~な内容の雑文になってしまいましたが。ともかく、お盆はいろいろと自分の周りのことを考えるによい季節かとも存じます。関東方面には台風も来ているようですが、まずはみなさまご安全に、そしてよいお盆をお過ごしください。Herkese iyi bayramlar dilerim.

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