宿題、やらなきゃもったいないんで
ペルシア語学習、続いています。今受講している講座も、ついに本格的に動詞の話に入ってきました。白水社のニューエクだと、先に現在形が出てきていて、これはやっかいなものに出会ったなとその瞬間は思ったのですが、講座のほうでは過去形のほうから入ってくれているようです(ようです、というのは昨日所用で講座を休んだからなのですが)。
なるほどこちらから入ったほうが、いわゆる辞書形というか、不定形と語幹の形が同じだからやりやすいということがあるでしょうか。トルコ語あたりなら、動詞語幹はどの時制・アスペクト(・モダリティ)であってもほぼ変わらないのでこのあたりの導入の順序はあまり気にしないでもよさそうなところではありますが。
言語それぞれに事情を考慮して文法項目が導入されているのだろうなという感想を持つなどします。
さて、先に書いた通り昨日の講座は所用があって受講できませんでした。そのかわり、この講座では毎回宿題(ペルシア語でtaklīf تکلیف)を出してもらっていて、さっそく今朝指定のフォルダに記載されている宿題を確認しました。果たして、講座が始まる前に配布してもらっていたプリントの中から、過去形についての作文のページをやっておけという内容でしたので…
こんな風にして手書きで書きまして、指定のフォルダにアップロードすると、次回の講座までにフィードバックしてくださるというわけです。自分は場合によっては、受講した後で疑問に思ったことなどもこの宿題を通じて質問したりもしています。
自分が教える側に回る場合のトルコ語の講座でも、受講生に宿題をたまに出すことがあります。その解答を受け取る際に、付記する形で質問をいただくことがあったので、なるほど講座の時間帯だとなにかとタイミングを失って質問できなくても、あとでそういうフィードバックの要求もできるんだなと思ったものでした。かくしてペルシア語のほうでは、今度は自分が受講生としてやってみているというわけです。
マンツーマンや少人数ではなくさらに多い人数を対象にした授業や講座だと、なかなか教わる側からはその場ですぐに聞きにくいことも結構多いなという実感があります。そのあたりをリカバーする意味でも、またそもそもの宿題の意義として演習量を増やすという点でも、宿題を出してもらったら解答してフィードバックをもらわないともったいない…ということにつきるのでしょう。まあこれ、ペルシア語に限らず広く習い事一般においてあてはまることではないかとも思いますがどうでしょうか。
この学習進捗報告シリーズでは毎回同じようなことを書いている気がしますが、学習者側として新鮮な気分で語学を習えるというのはほんとうにありがたいなと思います。オンライン講座さまさまですよね、ほんとうに。長崎にいてペルシア語が習えるというのは…対面ではほぼほぼ期待できないことなわけですから。であればなおさら、せっかくの受講の機会では「モト」をとれるだけ取りたいなと思う昨今でございます。
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