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サンテックスさん、すべてはアンタのせいやでェ

Twitterで気づいたのですが、今日4月6日はサン=テグジュペリが"Le Petit Prince"を公刊した日だったのですね。以下引用ツイートですが、岩波書店さんは内藤濯氏の日本語訳を最初に出した出版社ということで知られています。

ねえ…。サンテックスの旦那…(「サンテックス」はサン=テグジュペリの愛称ですね。これ豆知識な!)
あんさんはホンマに、えらいもんを世に出してくれはりましたなあ…!

おかげで当初はトルコ語とかアゼルバイジャン語あたり、つまり自分の専門地域関係だけにとどめておこうとしていたのに、はまりにはまって今もう重複、同一言語別訳者込みながら193冊くらい買い込んでしまったんですけど…どうしてくれるんですかねこれねえ??

あとはアレですね。東京外大とかいう今のあたくしが足向けて寝られない場所の出版会から、この本が数年前に出たこともちょっと影響受けたと思いますのよね…。

風間伸次郎・山田怜央(編)(2021)『28言語で読む「星の王子さま」 :世界の言語を学ぶための言語学入門』.東京:東京外国語大学出版会.

ああそうかあ、言語学の研究に絡めて収集するっていう大義名分っていう手があるんだな~とか思ってしまったわけです。もっともこの本が出る前から共著者のおひとりである風間先生はいろいろと大学のほうで企画展示や講演なども出版の前後でなさっているみたいですから、この本どうこうというよりもそういったご活動を目にしてきた影響みたいなこともあるのかもしれませんけどもね…。

で、その結果わたくしもテュルク諸語の宣伝とこの多言語訳の存在をなんとか絡められないかというので、noteでもさんざんこのテーマでは雑文を書いてきた次第でありました。なんなら、オンラインの催しでポスター発表もしましたしね!

そのほか、常にわたくしよりも先に入手が難しそうな言語のを入手してしまう先輩Oさんとかとか(しかもこの先輩がまた親切にも入手方法をご丁寧に教えてくださるんですわ!!)、あとたまに研究会で集まったときなどに「私の知る限りやと○○大学の△△さんが一番この多言語訳の本、ようけ持ってるでぇ」と知るべきではなかった情報を提供してくださるOさん(筆者注:上述のOさんとは別のOさんです)とか!まあみなさんのお力添え(?)もあってですね…なけなしの収入のかなりの部分がLPP蒐集で溶けてますのよ…マジで…

というわけでですね…ここまで、責任転嫁の文章を書き連ねてまいりましたけども… もうここまできたら、気が済むまで集めてみようじゃあありませんか。そうすれば、現世の終わりごろにはひょっとしたらなんかそれまでの蒐集活動が報われるような楽しいことがおこるかもしれませんしね。しらんけど… 

改めて今日のこの日、LPP出版の記念の日をお祝いするということで、拙文をサンテックスにささげます…ということで今日はひとつ。

おまけ

Youtubeを検索していたら、トルコでのLPPコレクターを特集した番組がヒットしました。
DWというテレビ局(たしか、ドイツが本拠地ですね)のトルコ語放送による制作のようです。以下リンクから、トルコ語の聞き取りもかねてぜひどうぞ!

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