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また一つ、トルコで訪問したい場所ができてしまった

ご存じの方も多いと思われますが、日本ではかつて箱根に「星の王子さまミュージアム」があったものの、先般惜しまれながら閉館となってしまいました。

開館しているうちに一度でも行っておいたらよかったなと思うばかりですが、世界にもいたるところに『星の王子さま』(以下、LPP)に関係する博物館があるようです。

日本の近場ですと、済州島にあるのだそうです(こういう情報はLPP関連ウェブサイトに行くとすぐ見つかりますね)が、今この記事を書いている時点では臨時休業中とのこと。

そういえば、LPP済州語版を入手しようというので昨年はソウル市内を歩きたおしたことでしたが、残念ながら現地では見つからず、結局通販で購入したという懐かしい思い出もあります。

では、トルコではどうか。これが、あるというんですから盲点でした。

場所はエスキシェヒル(Eskişehir)というアナトリア中部の都市。首都アンカラからも近いところにあります。それこそ以前アンカラに滞在したころ、気分転換を兼ねてエスキシェヒルには1度遊びに行ったことがあります。往路は当時開通して間もなかった高速鉄道(Yüksek Hızlı Tren, YHT)に乗ったことまでよく覚えています。YHTだと2時間かからなかったはず(と思って時刻表で確認しましたら、アンカラ-エスキシェヒルは1時間半もかからない距離のようですね)。

エスキシェヒルのLPP博物館が開館したのは2020年7月なのだそうで(Vikipedi情報)、私自身がアンカラに滞在していた時期にはまだなかったということのようですが、同高校の先生が個人的に所蔵していた本が展示の中心になっているとのこと。

トルコ語がお分かりになる方は、上記リンクのYoutube動画による同博物館の紹介をぜひ。

やはり個人所蔵がメインになりますよね…実際、SNSなどを見ているとトルコもまた、地味にLPP愛好家が多い印象があります。で、実際に博物館を作ってしまうんだからうらやましいというか、すばらしいというか。自分もいつか(金と時間と場所さえあれば)やってみたいことの一つではありますが…まあそれはそれとしまして。

これはもう、次にトルコに行く機会があればエスキシェヒルアナトリア高校併設の上記博物館、見に行くの一択でしょう(異論は認めない!)。情報によれば金曜日の午後の時間帯のみ一般向けに開館されているとのこと、訪問のタイミングを合わせる必要がありそうですがこの場所、ぬかりなくロックオンしておきます。この蒐集家の先生にもぜひお会いしてみたいですが、さてかなう日は来るでしょうかどうでしょうか。

ちなみに、トルコ語ではいわゆる「標準語」トルコ語訳のほかに東トラキア方言、キプロス方言、アンテプ方言、あとデニズリ方言といった諸語の翻訳版があります(当然全部持ってますけどね!(ドヤ顔))。日本語に関しても将来的に国内の諸言語・諸方言に翻訳されていくでしょうかどうでしょうか(アイヌ語訳はすでに出版されていますね)。そういう機運ができれば、長崎方言訳に挑戦してみたい気持ちがないこともないのですが、それはまた別件としていずれ言及してみたいと思います。

はぁ~~~~。
トルコ行きて~~~~~~。

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