【祝】「しくみ」シリーズをコンプリートしました
白水社課金案件、ついにやってやりました。形容しようのない達成感に包まれているところです。
思えば、長い道のりでした…
こんなこと書かなければよかった。我ながらどういう性分なのだか、一度そろえ始めて何冊か所有すると、手の届く範囲なら全冊そろえてしまいたくなるのですよね。それで、半分くらい入手しだしたらもうあとはシリーズ26言語のうち、残る言語のものを買いに走ってしまったという。
前回この記事を書いた時点ですでに最後の一冊、『デンマーク語のしくみ〈新版〉』を残すのみになってはいました。が、デンマーク語のこれは出版社にも在庫がないらしく、某大手書籍販売サイトでも中古品扱いで少し高めの価格設定になっている…
まあね…自分が今とりかかっている言語とのかかわりの薄さを考えれば、普通はあきらめるでしょう。だってデンマーク語ねえ、たぶんですけど現世では縁がないと思うのよ。来世以降はわからないけどさ。
が、シリーズ26言語中1言語しか残っていないのに、それだけほったらかしにするわけにもいきませんでしょ?それに、後日改めて手に入れようとなったら、その難易度は今よりも数段上がっている可能性もないわけではない…
ということで、もうなんとでも言うてもらってかまいません。
酔狂。ええそうです。酔狂の極みですね。収集癖の発露。おっしゃる通りかと存じます。エスペラント、ロシア語(ロシア語はまあこのシリーズの中にもありますけど)、ペルシア語はどこに行ったのかという話も。まあそれはそれでちゃんとやりますがな。
シリーズ全冊入手というのは、これはこれで達成感あります。手元にその言語のほんのちょっとした内容のことでも参照できる環境。これが地味に大きいと、私は本当にそう考えているのです。なにかにつけ書いてますやろ、どの本がいつ役に立つかなどわかりゃせんのだと。
これは本当にそうなのです。普段触れない言語の一端に、手軽にアクセスできる環境というのは、少なくとも自分にとっては大変居心地がいいというのは間違いないのですよね。そういう人、私だけじゃないでしょう?
ということで今日も長々と書きましたが、白水社課金プロジェクトの目玉、『言葉のしくみ』シリーズ、新版も全冊制覇となりました。各言語の旧版ももちろん持ってます。
改めて、『トルコ語…』の著作という機会を賜ったという自分の幸運を祝福したいと思う、言語学会初司会(そしておそらく最後の機会だったでしょう)を終えた土曜日でありました。
どうぞみなさま、良い週末を。私はとりあえず読みかけの『ポルトガル語…』からどんどん読んでいこうと思っています。言語学会の司会の話は、また後日あらためて。
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