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本気で生きる。〜学業編〜

「本気で生きる。」
僕の中に秘める奥の部分を言葉にするのは歯痒いけれど、それでいい。
それをさらけ出すことが、本気で生きるということだから。

最近頭の中を交差している様々なテーマについて書きます。
本記事は、学業の視点について取り上げます。
全部のテーマが合わせると「僕の本気」の全体像が分かるよう構成しています。

SNSについて

仕事・事業について

学業について

学業って何?と疑問に思われる方もいらっしゃることでしょう。

2024年36歳になる僕は現在、2回目の大学生をしています(通信教育部3年次編入)。そしてもうすぐ卒業を控え、大学院進学に向けた準備をしています。

上記「仕事・事業について」で書いた内容にも繋がります。
僕が在りたい姿を実現する過程において、40歳までに公認心理師の資格を取る、という目標を設定しました。

現在はクリニック勤務をメインとしている中、今という忙しない時代を生きる僕の体感も、対話しているたくさんの方々も共通していること。
それが「自分の在り方を明確にする必要性」です。

今どんな環境にいて、どんな境遇で、誰といて、どんな条件や制約の中生きるのかは人それぞれです。色んな違いはあれど、これからの時代は「自分は今をどう生きるのかの軸=自分軸」の明確さが求められているなと痛感します。

僕自身も感じていたことですし、よく相談されることはこんなことです⬇️

・人や雰囲気に流され、惑わされ、影響を受けて自分の意見や気持ちが埋もれていく。結局自分がどんな気持ちなのか分からなくなった


・自分のやりたいや欲求があっても、それができない状況に追い込まれている。そうであることに気づかないまま、目の前のことをこなすことで精一杯になっている。


・自分の発達特性や疾患などを理由にして、諦めたこと、出来ないことに直面してしんどい状況が続いている。何かを理由にしないとやってられない。

・多様性と言われているけれど、結局は「普通」とか「一般的」に寄る風潮にうんざりしている

・「本当はこうしたい」があったはずなのに、全く出てこない。または、やりたいことなんて何もないと思っている

・どれだけ頑張っても報われない。自分だけ損をして揶揄われて傷つく

・できることが当然なのに、出来なくなった。
 そんな自分がたまらなく嫌で認められない。

・毎日何かしらの不調や悩みがあって、今を楽しく生きられない。要は「生きづらい」

・自分が生きる意味って何だろうと思う。意味なんてない人もいるし、意味を見出す人もいる。じゃあ自分はどうなのだろう?とずっと考えている。

・目の前の状況や嫌で離れたり切ったりしているけど新しい環境に行ったら行ったでまた嫌になってしまう。そんな「リセット」が繰り返されている。

・ずっと悪いことがループしているように感じる

・自分の意見を言ったら場が凍りつく。何も悪いことを言っていないのに周りから嫌厭される。自分は孤独だと嘆き、孤立していく。

・緊張や不安がぐるぐるして夜眠れない、途中で起きる、早く起きてしまう。当日を迎える1週間前からそのことを考えて不安になる。

・もう何もかもが疲れた。


挙げたらキリがないのですが、こういった深い相談が大半です。
僕自身が考え、体感し、経験してきたことでもあるので、上記については全てワークを通して解決ができます。心理の視点が不可欠になります。

しかしながら、心理”専門職”でないとできないことがあり、それをできることで僕が成し得たい「支援の形」が整っていきます。

それは、医療・教育現場などとの連携、心理検査の扱い、心理学会や世界への研究内容提唱の3つになります。

公認心理師は日本で初めての心理職国家資格です。平成29(2017)年9月15日に公認心理師法が全面施行されました。まだ8年という若い資格です。
それまでは「臨床心理士」がメインで、今でも心理職といえばの代表格になります。今後の社会情勢や現場動向にもよりますが、今のところは公認心理師と臨床心理士を両方取得しようと考えています。

上記3つ(連携・検査・研究)においては、現在僕が活動している視点を全国に広げていく中で必要なプロセスであると考えています。世の中には、たくさんのセラピストさん、カウンセラーさんがいます。どのスタンスで、どの領域を受け持てるかは個人に委ねられていますが、心理職はそこが曖昧になりやすいと感じています。

僕自身は、HSP概念を軸として活動していますが、それでは視野が狭く、本当に必要な方への支援につながっていかないと思っています。なので、心理学の歴史をしっかりと辿りながら、現在の心理療法や心理的支援の形を学ぶ。そこから自分のフィールドを作り固めていきたい。そう思うようになりました。

正直なところ、そこまで時間とお金をかけて資格を取るの?とずっと悩んでいました。なぜなら資格を取らなくても今の仕事はできるからです。上記で書いたように、資格を取ることが目的ではなく、新しい支援の形を世に提示したいからです。

個人でカウンセラーとして活動するのには限度がある。そう痛感しているのも事実です。なので、これからの時代に乗っていくためにも、今必要な支援を提供していくためにも、それが実現できる流れを作っておく必要があります。

その一つのチャネルとして、公認心理師としての地域貢献と連携の視点、臨床心理士としての研究と検査の視点、大学院で行う研究と論文の在り方を踏まえていく重要性を感じるようになりました。

カウンセラーと名乗っていて、HSP概念を軸にしながら、医療現場での臨床経験を積む人は僕しかいないのではと思っています。

大学で心理を学んでいると、世間と心理職の空気感や見る視点はズレがあると感じます。HSPさんが見る世界と、心理職が見る世界と、世間が見る世界と、メディアなどが見せている世界と、それぞれ違う。そんな違いを繋ぎ、それぞれが必要な形に変えていく。それが僕の役割だと考えています。

今の働き方にとどめる事なく、クリニックで仕事をしながら、事業を作りながら、学業に励んでいます。(通信大学や大学院について知りたい方がいらっしゃれば、コメントで教えてください。その時にまた記事を書きたいと思います。)



ここまで読んでくださっているということは、関心を寄せてくれていると思うので、ぶっちゃけます。

仕事しながら通信大学で学ぶことはしんどいです。勉強内容自体というよりも、心理に興味を持つ人は沢山いても途中で折れてやめてしまう人が大半という事実を見なくてはいけないことです。(実際に卒業する割合は1割にも満たないようです。同期もほとんど辞めてしまいました)

心理に興味があるということは、自身や身の回りの人が不調だったり疾患を持っていたりするから。僕自身もそうです(←そうですと言い切れるのは、僕はうつ症状やパニック症状の経験としていますし、そうなりやすい人間であると分かったから)。どれだけ明確な理由があっても、心理を学ぶことを諦める人が後をたたない。心理職になれるのはほんの一握りで特別な人なのではないか、という絶望に追い込まれるのです。

ただでさえ、社会人で大学に入りなおす道自体がメジャーではありません。幸いなことに、僕の周りでは結構いるのでそれだけでモチベーションを保てているのですが、基本的に孤独です。ですが、大学の同期や同じ心理を学ぶ仲間の存在に救われることが多いです。どの業界にも言えることかもしれませんが、大切にすべきなのは「人」なのだと思います。

誰と関わるか。この命題をより突きつけられるようです。そして、僕自身が掲げた夢や思いが「本物なのか?」と試されているようなプレッシャーも感じます。それらを日々肩に乗せながら生きているのが今です。いつまで重荷が乗った生き方が続くのだろうと息苦しくなります。(おそらくあと10年くらいは続きそうです笑)

ですが、学業に打ち込むことで、仕事・事業の構築にも役立っています。タスク量やスケジュールを工夫してどうにか乗り越えてこられました。大学院に入るとよりシビアになりそうですが、「今までやってこられたのだから、乗り越えられるよ!」という根拠のない自信はあります。そう思えるのは、孤独ではあるけど、孤立しないとわかるからです。何かあっても、自分ではどうしようもないと思っても、全てを投げ出したくなっても、諦めたくなっても、近くには沢山の仲間がいるから。現に、周りにいる仲間の一言で救われています。どれだけ僕の命の回復になっているか。言葉では表現しきれないくらいです。

この場を借りて、いつも支えてくれる皆さまへ感謝の言葉を伝えます。

あなたの言葉で僕は救われています。
元気と勇気をいただいています。
新たな気づきをもらっています。
自分の在り方に沿って生きる覚悟を背負うことができました。
いつも支えてくれてありがとうございます。


最後に学業における「本気」を挙げます。

・クリニック臨床現場であげている効果の再現性を証明するために
 大学院で研究し、論文を世の中に発表すること
・僕が体系化した「HSP神経〆セラピー」が新しい支援の形になると示すこと
・今提供している機会と空間を日本全国に広げるためのチャネルとして
 公認心理師・臨床心理士の資格をとること
・資格取得が目的ではなく、感受性の高い方向けの新しい支援の形を
 同じ価値観の人たちと連携しながら実現すること

僕が今学業に打ち込む理由であり、本気で考えていることです。

いかがだったでしょうか?この記事では学業の視点から、僕のスタンスについて書きました。共感するところや、ご意見などあれば、コメントいただければ嬉しいです!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

宇賀神

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