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筋肉と主人公たち

みんなは筋トレって聞くと、
無意味に重たそうなダンベルを
持ち上げている筋骨隆々な男たちを
イメージするだろうか。

でも一旦そんな汗くさいイメージは捨ててもらって、
黒板を見るイメージで聞いてほしい。
もともとある筋肉細胞に、腕立て伏せや腹筋
といった刺激を与えると、散り散りに壊れてしまうんだ。
でも安心してほしい。

栄養を与えることで、その散り散りになった
筋肉細胞はまた繋がるんだ。

ここで面白いのが、ここで出来上がった筋肉細胞は、
さっきまであった壊れる前の筋肉細胞よりも
丈夫に作られるんだ。
太くなったり、繊維がたくさんになったりして。
それはまるで、某バトル漫画の主人公に近いものだ。
一度は負けるが、同じ刺激では壊れないように
さらに強くなる。

そんな〇ンピースや〇ルトみたいな
サクセスストーリーが人間の体では繰り広げられているんだ。
本当に面白いよね。

彼らと違うことといえば、
腕や脚が伸び縮みもし無ければ、
分身の術も超濃縮空気圧玉も作ることもできない。
それでも確かに強くはなっている。

現実的って言葉があるけど、
あれって筋肉のことを知って作られた言葉だったり
するんじゃないかな。

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