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ドラマ「モアザンワーズ/More Than Words」 ー言葉にならないあの日々ー
これはドラマ、モアザンワーズを観て魂を持っていかれた私が、言葉に出来なかった思いをゆっくり噛み砕きながら、書くことで心を落ちつかせた、そんな記録です。
最初に読んだのは、IN THE APARTMENT の方だった。
小学校の同級生だった朝人とマッキーの出会い。フワフワして掴みどころが無いマッキーの過去が明かされると、衝撃過ぎて、なんて突飛なって一緒になって声に出したほど。でものちに再会した3人
セクシュアリティの葛藤
ずっと気になってる台詞があった。
1巻で矢代さんが百目鬼に言った「そういうの芽生える前に父親にやられたしなぁ あ、義理のな 開発されたはいいが高校上がる頃には相手してもらえなくなって…..」の所である。
性自認が確立していない小さい時に無理矢理犯される。多分痛いだけで何をされているのかさえも分からない。おまえは女だと認識を植え付けられて、そしてその行為は悪い事、母を裏切る行為だと呪いをかけられる。
百目鬼は走った!➖甘栗の苦難➖
百目鬼は走った…..
一点を見つめて、ただ走った。
ハッ…ハッ..ハッッ…ッ…
息が上がる….逃げ切れる気がしねぇ…..
真夜中の湾岸倉庫、恐ろしく静まりかえった建物に響く逃げる足音。背後から迫り来る黒い影に足がもつれそうになる。無我夢中で踏み出す足がスローモーションかの如く、背中に感じる殺気が早送りで迫ってくる。
後ろから足をタックルされもつれる様に倒れ込み、額が硬いコンクリートに叩きつ