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また私が読み返したいと思える記事をまとめています。
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#言葉

あなたが思っている以上の友達

かれこれ、もう何年ぐらいの付き合いでしょうか。 その女性は、最初私の前に現れた時、華奢な、目鼻立ちが整った人でした。私の目から見ても「綺麗な人だな…」と思いました。 性格は、真面目で、男気あふれる人、ハッキリものは言うし、アクティブでミーハー、つまりは陽キャラ! 私は、意志が弱く、優柔不断なわりには、プライドが高い。挙句にオタク気質ときたものだから、私と比べて、とても輝いて見える人でした。 だから最初は接するのが怖かったです。ハッキリ言われるのが嫌で、本当のことを言わ

noteという季節のなかで書いていた。

noteを始めてから、はじめてのほぼ8日間 お休みしていた。 なんどか、この真っ白い海原に来ては やっぱり書けそうかなって思っていた。 浅瀬の海底に足がつくところまでを 信じて、溺れないから大丈夫って 言い聞かせながら。 泳ごうと思いながら、クロールをして みるのだけれど。 少し泳いだふりをしては、海底の砂に 足をつけてみたりして。 noteのこの真っ白い大海原は離れて みると、遠い場所になっていて。 すこし水に触れるのがこわいように 感じていた。

感情という名の燃料

普段、私たちは目の前のことで 頭がいっぱいで、 ずっと先の自分のことなど考えられない という人も多いと思うのですが 制限を取り払い、 心が躍る目標をうちたてることで やっと漕ぎ出せるということも あるのだろうと思います。 今の延長線上での夢ではなく 「なんにでもなれる」と本気で信じていた 子供の頃の自分を思い出して ワクワクと感情が動く未来に 目標を設定してみてください。 あなたが、必死に頑張って 手で漕がなくても その純粋な情熱が追い風となり スイスイと波に乗り 進ん

言葉は 美しい

 言葉の響きに惹かれてしまう  その音色に、とろんとしてしまう。  言葉の流れに惹かれてしまう  その心地よさに、とろんとしてしまう。  言葉の意味に惹かれてしまう  その力に、とろんとしてしまう。  言葉そのものにひかれてしまう  それ自体が魅力を放ち、とろんとしてしまう。  言葉とは、なんて美しいものなのだろう。  その洗練された響きに、流麗な文章に、溢れていくような想いに、私は、美しさを、感じる。  きっと、物語そのものよりも、言葉の感じに惹かれてしまうことが

何をしていなくても 小石は

 心に小石を投じて 波紋が広がる  ぽわん ゆらん  ゆれる 心に 怒りが伴う  心に小石を投じて 波紋が広がる  ほわん ほわん  ゆれる 心に 悲しみが伴う  心に小石を投じて 波紋が広がる  ゆらん ゆらん  ゆれる 心に 不安が伴う  心に小石を投じて 波紋が広がる  ゆらん ぽわん  ゆれる 心に 疑問が伴う  心の水面を 眺め続けて  ゆれる波紋 広がる感情  何とは言い難い 何とは言い表せない  嫌な気持ちを 受けながら  小石を

美しい というものに

 美しい  という感情は いったい どこから湧いてくるものだろうか。  いや、そもそも、何をもって 美しい とし、その言葉を伝えるのだろう。  ……そこに、何か、理由がいるのか?  僕は今、目の前のそれを 美しい と思い、心が感動に震え、自然に何か 何かが湧き上がってくるのを、感じている。  それはたしかなことだ。疑いようもない。  ではそれは、どこに、なにを、どうして、感じていることであろう。それを、言葉に表すことが、できるのだろうか? 言葉に表す必要が、あるの

幸せになると描けなくなるもの

ドキッとする言葉に出会いました。 この詩を読んだ時、“あぁ…ワカル!”と共感し、自分の中の共感ポイントを言語化したいなぁと思っていました。 “幸せの反対側に埋もれているもの” 10年前の私は、ちょうど幸せの反対側に居ました。 今思えば、ちょっとした躓きだったんですけど。当時のわたしには深刻で、人生のレールから外れたと絶望していて、自虐的で、何で生きているんだろうと思ってました。 外にも出ず、衝動的な気持ちを持て余して、そのドロドロトゲトゲしたエネルギーをどうにか昇華さ