【INTJ】仕事ができない人は読書感想文を書きなさいって話

タイトルで全て言い切った。
仕事ができない理由はたくさんあるが、最大の問題は向き不向きだと、私は思う。だが、そうは言っても簡単に転職できる人ばかりではない。
今の職場でなるべく頑張りたいと思う人向けに書く。

仕事ができない人は、まず仕事の全体像を把握できていない人が多い。人がどんな仕事をしているのか、どんな経路で自分に回ってきてどこに繋がって誰の元へ行くのか。自分のタスク以外は見えていない人が多い。
理解力や処理速度や正確性以前に、全体像がぼんやりとでも把握できていないと、どれだけ頑張っても無駄な努力になったり、他人のタスクを増やすだけになってしまう。
そして、仕事で重要なポイントを抽出できていない。だから無駄な動きが多くなってしまう。報連相ができない。優先順位がわからない。

読書感想文は、物語(だけではないが)の全体像を把握して大事な部分を抽出し、まとめて自分の感想や意見を書き出す。仕事に大事な要素が詰まっている。
理系科目に押されて軽視しがちな国語は、実は社会人として大事な要素目白押しだ。読解力や要約力、文脈を読む力、それらは仕事をする上でとてつもなく重要だ。
読書をすれば解決するわけではないし、感想文を書いたところで仕事ができるようになるわけではない。だが、何もしないよりはマシだと思う。

仕事ができない人は、そもそも日本語が通じてるか怪しい人も多い。質問に対しての返答があまりにもトンチンカンなのだ。読解力以前に機能的非識字を疑いたくなる日本語能力の人がいる。
さらに、これは私の体感だから当てにならないが、仕事が極端にできない人で習慣的に本を読んでいる人に会ったことがない。
仕事ができないことをなんとかしたいけど、読書をあまりしてこなかった人に、お節介ながらいくつかのオススメをしたい。

児童書

児童書と言ってもバカにしてはいけない。
魔女の宅急便もナルニア国物語も星の王子さまも児童書だ。大人が読んでも十分過ぎるほど楽しめる。
その上、難しい漢字にはルビが振ってあり、難しい言い回しも出てこない。文字も大きく印刷されている。
物語も面白くて、さらに日本語能力の向上や仕事に役立つ能力が強化されるのだ。最高のツールだ。
大人向けに書かれた物語の子供向けシリーズなども多く書店にあるので、それでもいい。

自己啓発本

自己を啓発する必要はない。私は自己啓発本は嫌いだ。では、なぜおすすめなのか。
内容がないからだ。ビジネス新書くらいのページ数の自己啓発本は、恐ろしく中身が薄い。ページ数に似合の薄さだ。言葉を変えて延々と同じことを言っているだけだ。
まとめれば10ページで終わりそうなものもある。だからこそ、読書習慣のない人におすすめだ。
テーマが一つだけで、かつわかりやすい、さらに数時間で読み終わる。もしテーマがわからなくなったら本のタイトルを思い出せばいい。それだ。

もっとあげようかと思ったが、以上だ。小見出しをつけるまでもなかった。
この場合、漫画はオススメしない。物語が基本的に生活言語だけで続いていくから、思考言語にあまり影響しない、と思う。
生活言語は物語のカッコ書きの中身、いわゆるセリフに当たる部分。思考言語や学習言語はカッコの外側の部分だ。仕事ができない人にはカッコの外を読み込む力をつけてほしい。
生活言語と学習言語については、詳しくはおググりいただきたい。

そして、児童書でも自己啓発本でもなんでもいいが、本を読んだら読書感想文を書いてほしい。
あらすじではない。どうせ答え合わせをするわけではない。好きに書いていいのだ。
このキャラクターは何を象徴しているか、など考えなくていい。物語の構造だとかは読書好きに任せておけばいい。
例えば、魔女の宅急便を読んで「古代の呪術と人間の思想を伝える物語だ」とあなたが思えばそれが正解なのだ。正確に読み取ろうと思わずに、何を読み取ろうと思ったのかが大事なのだ。

偉そうなことを書いて、こんなことを言うのも忍びないが、仕事ができない人は私のnoteも読まない方がいい。あまりにまとまりがなさすぎるからだ。
作家さんが校正をかけて読みやすくした文章を読んでほしい。もしくは、スキがたくさんついているnoterさんだ。
でも最後まで読んでくれたなら、せっかくだしスキをつけてくれると嬉しい。

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