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バイアス。偏り。我々は脳に支配されている。

1、バイアス


最近、バイアスというものに興味を持った。
どうやったら、文章を読んでもらいやすくなるか。
ヒントは人間の思考の偏り、つまり、バイアスにあるのではないかと。

バイアスとは・・・非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など、人間が犯しやすい認知の誤り。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

早速、本を読んでみた。

頭が痛くなった。思考をほじくられているようで、なんだかむず痒い。
と、同時に人の行動を理論づけすぎる気持ち悪さ、不快感を覚えた。
でも、この本おもしろい。割と難しい言葉でバイアスが定義づけてあるので、ちょっと読むの面倒になるが。

2、自分の見たい情報

仕事や趣味でもデータをよくとる。エビデンスは大事。
でもびっくりすることに、気づいてみたらそのデータ(情報)を見て都合の良いところしか見ていないことがある。
要は、正しい選択をしたという自分を納得させるための情報ばかりみている。これもバイアスらしい。

3、気分一致効果

本を読んでおもしろかったバイアスの内容をお一つ。
「気分一致効果」・・・悪い気分の時には他の悪い面ばかり記憶に残り、良い気分の時は他の良い面ばかりが記憶に残る。

いやーたしかに、競馬の馬券の調子悪いときとかもマイナス面が過度に気になる。ゴルフの調子が悪い時もスイングの悪い面が気になり過ぎる。
まああるあるですよね。

とすると、無理矢理にでもポジティブになるって科学的にメリットがあるっていうことなのか!物事を前向きに捉えるって大事。

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