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きもの文化検定勉強

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「きもの文化検定」の勉強記録です。
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2021年9月の記事一覧

☆覚えておきたい着物用語
秋田八丈
八丈と名前がついていますが、黄八丈と異なりハマナスな根で染めます!

きもの文化検定勉強vol. 16(小裁、中裁、大裁)

きもの文化検定勉強vol. 16(小裁、中裁、大裁)

きもの文化検定勉強vol. 16(小裁、中裁、本裁)

なかなか暗記ができず、一苦労です...。
過去問でわからなかった問題があって、しかも答えを見たら知っていた問題だったりするととても落ち込みます。そんなときでももう一度復習をして暗記に務めるしかないですよね。

☆今日のポイント着物の裁断方法の区分に小裁、中裁、大裁というものがあります。これは年齢ごとの用布量の差に基づくものになります。

小裁

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着物勉強vol. 15 (扇)

きもの文化検定勉強vol. 15(扇)

本日は扇について勉強していきたいと思います。
きもの文化検定ではこれまでに歴史的な扇について何題か出題されています。

☆今日のポイント今日は、笏、檜扇、蝙蝠扇(かわほりおうぎ)、末広(すえひろ)、中啓についてまとめていきたいと思います。

笏は、扇ではありませんが、扇のように手に持つものなので、まとめて紹介しました。細長い板状のもので、束帯着用時に持ちま

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着物勉強vol. 14 (東京手描友禅)

きもの文化検定勉強vol. 14(東京手描友禅)

本日は過去問を解いて間違えてしまった箇所の復習です...
経済産業大臣指定の伝統的工芸品の「東京手描友禅」になります。

☆今日のポイント東京手描友禅はいわゆる三大友禅の一つ、東京友禅のことです。江戸ならではの抑えられた粋な色彩と、一人の職人が一貫作業で制作することが特徴です。京友禅と異なり型友禅は制作されていません。

東京手描友禅には主に三種

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着物勉強vol. 13 (袴の種類)

きもの文化検定勉強vol. 13(袴の種類)

本日は袴の種類をまとめたいと思います。きもの文化検定では昨日まで5回にかけてまとめた歴史的な衣装の他にも衣服の名称関係がいくつか出題されます。
その一つが袴です。今日は袴の種類についてまとめていきたいと思います。

☆今日のポイント現代用いられる袴は大きく分けて2種類あります。それが、馬乗り袴と行灯袴です。馬乗り袴はマチ付きのズボン上のもの。行灯袴は

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着物勉強vol. 12 (衣装の歴史5)

きもの文化検定勉強vol. 12(衣装の歴史5)

今日も女性の衣装について補足していきたいです。5回に渡った衣装シリーズはこれで完結となります。

☆今日のポイント今日は打掛、腰巻、搔取(かいとり)についてです。

打掛は室町頃から登場した武家女性の礼装。打掛の下に掛下帯を巻いて着用したことが重要です。
腰巻はその打掛の夏の時期の着用方法。普通は羽織るように着る打掛ですが、それを腰に巻いて着用し

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着物勉強vol. 11 (衣装の歴史4)

きもの文化検定勉強vol. 11(衣装の歴史4)

今日は女性の衣装について少し補足していきたいです

☆今日のポイント今日は細長と汗袗(かざみ)についてです。

細長(ほそなが)とは平安貴族の若い女性の着た衣服。衽のない袿姿で細長い服で、昨日の大紋のようにそのままの名前でわかりやすいですね

汗袗(かざみ)は貴族女児の服装であり、脇縫いがありません。もとは汗取り用の下着だったのだったため、この名

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着物勉強vol. 10 (衣装の歴史3)

きもの文化検定勉強vol. 10(衣装の歴史3)

今日も男性の衣装について補足していきたいと思います。
本日で男性の衣装についてはひとまず終えたいです。

☆今日学んだポイント束帯・直衣・狩衣、水干に加えて男性の装束として抑えておきたいのが直垂・大紋・素襖・肩衣長袴です。

直垂とは衽のない衣服に両胸に紐をつけて結んで止めるようにしたもので、後に水干に倣って菊綴が付けられたようです。
その直垂に

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着物勉強vol. 9 (衣装の歴史2)

きもの文化検定勉強vol.9(衣装の歴史2)

今日は男性の衣装について補足していきたいと思います。

昨日紹介した束帯・直衣・狩衣の他にも、よく出題されるのが水干です。
水干は元々平安時代の日常着でしたが、次第に武家の制服となっていったということです。
また、その縫い目に補強用の紐である、菊綴をつけたことも抑えておきたいところです。

忙しくて勉強の時間がなかなか取れませんが、一つでも毎日覚える

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着物勉強vol. 8(衣装の歴史1)

着物勉強vol. 8(衣装の歴史1)

きもの文化検定の勉強記録vol. 8(衣装の歴史1)

本日から少し忙しくなってしまい、あまりきもの文化検定の勉強に多くは割けなくなってしまいます,,
昨日は勉強をしなかったので、「今日覚えたポイント」をまとめようと思います。忙しい中でもしっかり勉強していきたいです。

今日覚えたポイントきもの文化検定では歴史的装束についてもよく出題されています。その中でも、特に重要なのが、男性の「束帯」「直衣」

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着物勉強vol. 7(歌舞伎好み模様の追記)

着物勉強vol. 7(歌舞伎好み模様の追記)

きもの文化検定の勉強記録vol. 7(歌舞伎好み模様追記)

以前の記事で歌舞伎役者が好んだ模様を紹介しましたが、他にも色々見つかったのでまとめたいと思います。

昨日覚えたポイント☆歌舞伎役者好みの模様

中村格子…6本の線を用いた格子に「中」と「ら」の字を配した模様。

ちなみに、過去問題に業平菱が坂東三津五郎好みと書いてあったと思うのですが、ソースが良くわかりませんでした...。

着物勉強vol.6(日本三大絣)

きもの文化検定の勉強記録vol.6(日本三大絣)

昨日も引き続き過去問題集のわからない箇所まとめを行いました。

昨日覚えたポイント☆日本三大絣…伊予絣、久留米絣、備後絣

久留米絣…木綿絣。井上伝による考案。経糸と緯糸をともに絣にする。経済産業省指定の伝統工芸品。国の重要無形文化財(保護団体認定)。
重要無形文化財の指定要件は以下の3つ。

「1.手くびりによる絣糸を使用すること」
「2.純正

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2021/09/10 着物勉強vol.5

2021/09/10 着物勉強vol.5

きもの文化検定の勉強記録vol.5

昨日は過去問題集のわからない箇所まとめを行いました。

昨日覚えたポイント☆歌舞伎役者好みの模様…歌舞伎役者が使った模様が存在。特に覚えなければいけないのは以下の9種。

・三枡…入れ子状に正方形を3つ表した模様。初代市川團十郎が用いた。
・鎌輪奴…鎌の模様、◯、「ぬ」の文字を配した模様。7代目市川團十郎が用いた。
・六弥太格子…三枡を互い違いに格子状に重ねた

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9/9 着物勉強vol.4

昨日はきもの文化検定の過去問をときながら、わからなかったところのまとめを行いました。

昨日覚えたポイント

☆型絵染の人間国宝は3人
・芹沢銈介…民藝運動に参加
・稲垣稔次郎…京都で活動。小合友之助らと「母由良荘」結成
・鎌倉芳太郎…沖縄の染織を研究。紅型なお技術を継承した。

今日も引き続き過去問研究を行っていきたいです。