やりたいこと>やるべきこと


仕事を引き受けたらやるべきことはある。
ただ、その仕事をやりたいかどうかを選べるのが、個人事業主の
良いところだと思っている。

もちろん、開業当初はいただいたお仕事を断るなんて全くしなかった。
スケジュールさえ合えば、全て引き受けていた。
それによって私自身の経験と実績を積むことができたし、受講者の動向や興味関心を知ることができた。
仕事を断るようになったのは、ほんの6、7年前からだ。

一方サラリーマンは、安定という毎月のお給料とボーナスや社会保険料をもらっているので、仕事を断る自由がほぼない。(と思う)

全てを自分で賄う個人事業主は不安定さはあるけど、
自分の防衛手段や、裁量、才覚によってどうにでも良くも悪くもできるし、波も乗り越えられる。

私にとっては、「やりたいこと」を優先して生きていく方が合っていて、その分のリスクは引き受ける。

それぞれの好みの問題だけど、自由を大事にしたい人は、おそらく今後も増えていくと思う。
自分の人生、自分が思う通りに生きていいのだから。

やりたいことを優先した時のリスクヘッジを最大にして、やりたいことを優先し続けられるように工夫していこうと思う。
そのほうが、私はずっと面白い。

そして1年後の自分を想像した時、「きっと今とは違う状況になっている気がする」とふと思った。

多分この「ふと思った」は当たるような気がしている。

ただ、確実に今よりもさらに自由に、さらにやりたいことに集中している自分になっていることは間違いない気がしている。

このように書いていて、「タガを外して生きる」と言う言葉が浮かんできた。
辞書によれば、「タガを外す」とは、
「規律や束縛から抜け出す」ことらしい。

goo辞書

まさにその通り。

そしてその「タガ」の意味が気になって調べてみた。

「タガを外す」の「タガ」は、竹で作った輪っか状のもので、桶や樽などの周りにはめるもの、らしい。

(goo辞書参照)

あれがないと、確かに樽などは不安定になりそうな気がする。
でも人間には、自分さえしっかりしていれば「タガ」はいらないような気がしている。
それよりも、規律や束縛に縛られる方が私は息苦しい。




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