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コンプレックスを解消する、簡単な一つの方法


あなたには、コンプレックスがあるだろうか。


誰でも1つや2つはコンプレックスがあると思う。


特に若い時は小さなことが気になる、と言う経験が私にもある。

コンプレックスその1


私は身長167センチあり、小学校6年生のときにはすでに160センチになっていた。

男子の1番背が高い人をあっという間に追い抜き、
クラスで1番背が高い人、「でかい女子」になっていた。

この頃から、背が高いことがコンプレックスで、170センチにならないように、

ならないようにと願って、青春時代を過ごしていた。

それは、背が高い女の子はお嫁にいけない、可愛くない、

と言う周りの刷り込みがあったと思う。

高校2年生で、アメリカの公立高校に1年間留学した。

アメリカに行ってみると、同じ歳の女子で私よりも背が高い人たちは

たくさんいたし、街に出れば年配の人も、
そして私よりも若い人でも、私よりも背が高い女の人が

いっぱいいることに気がついた。


むしろ背が高い方がかっこよく見え、私の小学校からのコンプレックスは

あっという間に解消された。

コンプレックスその2


また私は、小学校の頃から算数が苦手で、
中学になってからは数学が苦手で嫌いだった。
「数学音痴」は、私の長年のコンプレックスだった。

だがこのアメリカ留学の際に、中学校の教師をしていたホストファーザーが、

「アメリカの数学は日本よりも簡単だと思うし、数字は世界共通なので、たとえ英語がわからなかったとしても、点数は取りやすいよ」

と言うアドバイスをもらって、代数学の授業を取った。

アメリカは数学全般を学ぶのではなく、各分野に分かれており、

その難しさもレベル分けが細かくされているので、

たとえ数学が苦手な人でも単位を取ることができることを知った。


最初は、英語さえもわからないのに、本当に数学がわかるのだろうかと

不安だったが、私の取った授業はすでに中学の時に学んでいたことばかりで、

さすがの私にも復習と思えるようなものだったので、

「これは簡単だ」と思えた。


その証拠に、テストでは毎回90点、 100点を取り、
そのうちに同じクラスの女の子たちが、
日本では「数学音痴」の私に「数学を教えて」と質問をしてくるようになった。
さらにその子達からは「You’re so smart」と言われたことで、

私のコンプレックスは解消した。


コンプレックスを解消する、簡単な1つの方法


それは、


「場所を変える」


ことだ。

場所によって評価が違い、基準が違うからだ。


その基準に合う場所に行けば、コンプレックスだったものが

コンプレックスではなくなる、と言うことに気がついた。


そして、コンプレックスだと思っていたことが、
実はセールスポイントなんだとさえ、思えてくる。

私はアメリカ帰国後周りの人たちから、
「すごく姿勢がいいね」と言われることが増えた。

コンプレックスがセールスポイントだという、気持ちの表れだと思う。

コンプレックスがある人へのアドバイス


もし、あなたが何かにコンプレックスを持っているのだとしたら、

簡単に場所を変えられないかを考えてみてはどうだろうか。

東京出身の人は大阪に行ってみるとか、
外国人の友達をオンラインで見つけてみるとか。

そうすると、今まであなたの周りにいた人たちと、
違う評価をしてくれる可能性がある。

結局人は、たまたま周りにいる人たちの評価で、

コンプレックスに思っていることが多いのだと思う。


少し付き合う人や、居る場所を変えるだけで、
あなたのコンプレックスが解消する可能性があると言う事を、

知っているだけでも、かなり気が楽になるのではないだろうか。


上野 博美

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