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ヨジラー体験


前日、いつもと違ってなかなか寝付けず、結局睡眠時間4時間くらいで過ごした。
私に「不眠」と言う言葉はないくらいに、ベッドに入ればすぐに眠りにつくのに、だ。

それでも考え事や悩みがある時はさすがに寝つきが悪くなる。
だからこそ、日々ストレスを減らし、何か問題があっても夜中12時までには解決するようにしている。
ただ、初めての悩みだったり、ショックが大きいとそうはいかない。
なかなかコントロールできずに、眠りに入ったのが間違いだった。
まあ、この悩みについてはそのうちに書こうと思う。(そう言っている間に、忘れてしまうかもしれないが)
なぜ悩むのか、を追求すると自分の癖や性格が見えてくるので、良いのだけれど。


睡眠時間4時間の翌日は当然ながら、調子が悪い。
それでもやるべきことはやり、一つの発見もして、昨日はさすがに早くに眠りに入った。

すると今度は、早朝に目が覚めた。
いわゆる「ヨジラー」のような時間に目が覚めたのだ。

低血圧のため、朝が早いのは苦手なのだが、その日は自然と目が覚めたので辛くはない。
いっそのこと、ヨジラー体験をしてみるか、と言うことで、ベッドから飛び起きてnoteを書き始めた。

まだnoteを書いているだけなので、ヨジラー体験がどうなのか、と言う全体像を
伝えることはできないが、何だか良い感じだ。
多分朝ごはんを食べる前に、全てのことが終わりそうだ。
noteを書く。
掃除をする。
やることリストを見直す。
クリエイテイブな時間。
今後の計画を立てる。


つまり朝ごはんを食べた後は、完全に自分の自由な時間がやってくる。
これをどう過ごしてもいい、と言う時間だ。

最近は旅に出かけることも減ってきて、ひたすら読書と書くことに時間を費やしている。
ひたすら自分と向き合い、組み立て、世界を作る時間。
それが楽しくて楽しくて仕方がない。

それだけをやって生きていけるように、今準備中だ。

このように感じるようになったのは、断捨離と関連があるように思える。
断捨離をするときは、自分が持っているものを全て見ることになる。
今まで隠れていて見えなかったものの正体を明らかにする、と言うことは、自分が気づいていなかった気持ちに気づき、自分に気づく。
今の自分に必要なのものなのか、何を残し、何を手放すのか、を決断していく作業。それが断捨離だ。

これは物の整理をしているようで、実は自分を整理していることにつながる。
今の自分にとって、もっと言えば自分の人生にとって何が必要で何が必要でないのか、そして自分が何が好きで、何は好きではないのか、何が楽しくて何が楽しくないのか、が自然と分かってくる。

さらに無駄なものをどんどん削ぎ落として行きたくなる。そうすると、削ぎ落としているのに捨てたくないもの、持っていたいものがわかり、また自分でも気づいていなかった自分の好きなものが残る。
たけのこの皮を剥がしていったら、きれいなたけのこが出てきた感じ。
もっときれいな言い方をすれば、ダイヤモンドの原石を磨いて磨いていったら、本当にきれいなダイヤモンドになった感じ。

こんな心境になったのは、初めてかもしれない。

そして今バルコニーでこのnoteを書いているうちに、夜が明けてきた。
夜明けを見たのも久しぶりだし、空の大きな変化とその美しさを目にしながら、自分の大好きなことができている幸福感は、ヨジラーっていいんじゃない、と思わせてくれる。
長年の朝寝坊人間が、果たしてヨジラーに変身できるのか。
しばらく実験してみようと思う。


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