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全ての出来事は、偶然を装った必然


片道5時間かけての出張の仕事を引き受けた。
一泊二日とは言え、往復10時間。

忙しい時期に
なぜそんな大変な仕事を引き受けたのか?

だって、
交通費も宿泊費も先方持ちで、旅気分を味わえると
思ったから。

そんな理由で仕事を引き受ける私は、
現実逃避を簡単にするようになったなーと内心嬉しい。

今まで現実逃避なんて絶対にしないで、ひたすら自分を
追い込んでたから。

誰にも迷惑をかけない現実逃避なら良いよーって感じた。

だって忙しい時ほど現実逃避したくなる習性は、多くの人が持っているはずだから。

出張先の旅ブログは、また改めて書こうと思うが、
見慣れない景色や、途中下車して食べた物は、その
土地の印象が一層濃くなって、非日常を味うには十分の一泊二日旅だった。

実は出発前からその土地の観光スポットを検索していたが、まずはホテルに到着しないと、車がなくては不便な土地は距離感がわからない。
まずはホテルに到着して、地理も少し把握して検索してみたらなんと
「乗馬体験」
ができる!!

17時までの営業と書いているのに、16:15に電話して間に合った。
さらにホテルから徒歩5分。
車がなくても十分に行けた。

そして馬に乗る。

牧場主の人が馬を引いてくれているので、安心して乗れた。
目の前には海。
絶好のロケーションでの初の乗馬体験だった。
言うまでもなくめちゃくちゃテンションが上がった。

完全に子供に戻っている自分を感じる。
キャーキャー言わないけどキャーキャー言ってる、心の中で。

私楽しむことの天才やん!って褒める。

やっぱり旅はサイコーだ。

スマホ一つ有れば初めての場所でも、十分に観光できる時代だ。
実は方向音痴の私も、なんとか場所にたどり着けるのは、
地図アプリのおかげだ。

だからどこでも行ける。
なんでもできる。
時間的拘束もない。(地方の交通機関の制限があることもある)

だから旅が好きなんだ。
自分が自由であることを確認しているのだと思う。

そして、この出張中ずっと、ヒタヒタと感じていたことがあった。

それは
「転機」
という言葉。

この言葉が、追いかけてくるような気がしていた。

今回引き受けた仕事は、慣れている仕事だし、好きな仕事だ。
それでも、なんとなく終わりを感じた。

そして、自分の生き方もある転機に来ているように思った。

もしかすると、それを確認するためにこの出張を引き受けたのかもしれない。
全く無意識で引き受けたが、忙しい時期に出張を口実に旅に出たことで、
本来の自分、今の自分が欲しているものに気づくようにちゃんと
仕組まれていたように感じる。

全ての出来事は、偶然を装った必然なのだ。

ただただ、瞬間瞬間を感じていれば、
答えは自然とわかってくる。
そして、出した答えに違和感がなければ、それが歩いていく道。

楽しくも、不思議な感覚に包まれた旅だった。(出張だ笑)


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