タイミングに乗っかる生き方


先日女子ばかりの忘年会をしていて、気づいたことがある。

人は、タイミング、転機に乗っかっていくことが大事なんだ、ということが。
タイミングや転機とは、一見悪い出来事が多い。

病気
解雇
業績不振
喧嘩
裏切り

などは、誰も歓迎するものではない。
だが、私はこの中で「病気」以外は全て経験しているが、そのタイミングを活かして新たな行動をしている。
つまりタイミングを利用したのだ。

タイミングや転機が来ないと、人間案外方向転換はしないし、できないものだ。
ある程度満足しているのに、大きく方向転換はしないし、できない。

だが、悪い出来事が起きれば人はそこから抜け出そうとして、別の道に進むことができる。

つまり、タイミングを利用しているのだ。

これを「タイミングに乗っかる」ということだ思っている。
そのタイミングが来たことにも、何か意味があるのだろうが、その悪いことが起きた時には、その意味まではわからない。
その後違う方向に行った後、意味がわかってくることが多い。

私がエアラインスクールを解雇された時には、辞めたいという気持ちはあったが、
なぜこのタイミングなのか、と思った。もちろん先のことなんて、何も考えてなかったので、これからどうしようと考え、動いた。
そして、自分でスクールを開くという決断をしたのだ。

解雇されていなければ、その決断はできなかったかもしれない。
そして、あのタイミングで解雇されたことは、そのタイミングでスクールを開きなさい、ということだったのだろうと今は思える。

チャンスはピンチの顔をしてやってくる

という言葉がある。

そしてピンチの時ほど動けば、手に入れるものもあり、その後転機の意味がわかるようになる。少なくとも私はそうだった。

先日の忘年会では、そのタイミングに乗っかった人が多くて、「さすがだな」と思った。

タイミングが来ても、それに乗っからない人もいる。
それは余裕がなかったり、今いる場所にい続ければやがて状況が変化して、元通りになると信じるひとたちだ。

もちろんそれでもいいと思う。

タイミングに乗っかるかどうかは、本人の選択だから。

ただ、タイミングに乗っかった人たちは、確実に新しい世界を知り、経験し、成長している。
こちらから見ていて、眩しいくらいだ。

いつでも選択できるとは限らないけど、目の前のピンチは、チャンスかもしれない、と思ったら、少し強く生きていけるな、と思っている。


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