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誰もが望んでいること


誰もが望むのは、「心の平穏」だ。

心配事がなく
小さなことでも喜ぶことができ
ゆったりと時間が流れ、焦る必要もない日々。

例えいろんなことに挑戦している人でも、
忙しくしている人でも、
まず心の平穏がなければ、その挑戦することに集中はできないだろう。

心の平穏はどうした得られるのだろう。

自分の時間を確保すること
強制的に。

きつい、辛いと思うことをやめること。

居心地の悪い人から離れること。

多分、この3つで心の平穏がやってくる。

ここに、お金の心配がある場合は、そのお金の問題を時間をかけても
解決すればいい。

ただ、「いや」だと言えない場合は、我慢することになる。

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先日初めて訪れたカフェで、親子以上に歳が離れたスタッフの方と
不思議に話が盛り上がった。

その際身内の方が病気で亡くなられた話になり、
「ストレスが多かったからだと思います」
と言っていたのが印象に残っている。

ストレスとは、一言で言えば「我慢」だ。

本来嫌なことをやり続ける。
本来断りたいのに、断らない。
本来笑いたくないのに、笑う。

これらは、全て我慢であり積み重なりストレスになる。
そのうちに「我慢をしていることにさえ気づかなくなる」
ただ、体は正直にそれを訴えてくる。
それが病なのだろう、と思う。

つまり、我慢をしない方がストレスは溜まらず、病にかかることも少なくなると
いうことだろうか。

一番の問題は「我慢していることに気づかない」ことだ。
やがて「それが普通」になることだ。

私も、我慢耐性が強いタイプだと自認しているので、コロナ前の働き方に疑問さえ
持っていなかったが、「1人ブラック企業状態」で、今振り返ると「あれは異常だったな」と思う。
「よく倒れなかったな」と。

もちろん、大事な時期ではあったと思っているので、倒れなかった体には感謝しかない。
メンテナンスを定期的に行っていたおかげだと思っているが。

では「我慢していることに気づくためには」どうしたらいいのか?

ゆっくり自宅以外の場所で1人でお茶を飲んだり、食事をする。
旅行に行く。
好きな本、映画をみる。

これらに共通なのは、ゆっくり「一日」「半日」の時間を取ることだ。
そして「1人になること」
友達と一緒だとその人の影響を受けてしまうから。

そして食事やアート、自然と対峙することで自分の心を覗くことができる。

実際私はこれらを通じて、「自分の我慢していること」に気づき、転居を決めた。

一番大事なのは、健康。

健康な肉体があって、物事を経験できる。

勿論、病気であってもできることもあると思うが、できることならば健康な
時間は長い方がいい。
それが「我慢」によって損なわれることは、できる限り避けた方がいい。

最近の私の独り言である「一番大事なものを、一番大事にする」を基準に考えると、我慢はさっさとやめた方がいい。

自分は我慢をしていないか、時々自分の心をじっと見つめるようにしている。


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