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人は生きている限り、同じ場所にはいられない


人は生きている限り、変化する。
本人が希望しようと、しなかろうと、変化する。

加齢によって見た目も変化するし、
考え方も変化する。

両親を見ていて、あれほど元気で75歳までは元気で
仕事をしていた2人が、やがてその気力と体力を無くして行くのを見てきた。
これは望まない変化かもしれないが、「老いを受け入れる」という姿勢は、
見ながら学んでいる。

若い人でも同じだ。

中学、高校の頃の思い出したくない、ダメだった自分(本人がそう思っているだけなのだが)を今振り返ると、「もうあんな自分は嫌だから、これからは変わっていく」と決意し、変化した人たちをたくさん見てきた。
これは主体的に「自分を変える」ということだが、本人が望めばいつだって変化できる。

若い頃にはたくさん夢を持ち、一つ一つ叶えて行った人も多いだろう。
私は比較的夢を持つ、ということがなく、その瞬間の目標も「なんとなく決まった感じ」しかない。

今考えてみれば、「ふと思って」「なんとなくそっちに行ったほうがいい気がする」という、とても直感で生きていたのだと思うが、本人はいたって真剣に考えて出した結論だと思っていた。

客室乗務員受験をした時も、
エアラインスクールを開いた時も、
まるで導かれるように、そちらに向かっただけだった。

そして、月日が流れ全てのやりたいことをやったら、目標がなくなるのは当然だ。
なぜなら、「そのステージでの目標達成は終了したから」

私は一生懸命にやっていたら、次のステージの扉が開く、といつも実感してきた。
目標設定しなくても、だ。

次のステージへのサインは、至るところにある。
それに気づくことができて、実際に次のステージに行くことができれば、次のステージでのやりたいことは見つかるだろう。

しかし、今のステージにそのまま残るという選択ももちろんできる。
安心だし、
安定しているし、
冒険をする必要はない。

ただ、残るのは「退屈」だ。
少なくとも私には「退屈」に思えるので、いつも次のステージに一歩踏み出してきた。
大変なことはたくさんあったし、
努力もしなければならなかったし、
勉強もした。
全ては修行だと思って、あらゆる仕事を引き受けてきた。
ものすごく忙しかった。
それでも「退屈さ」はなかったし、新たに成長できたこともたくさんあった。

ほんの少しの勇気があれば、次のステージに行ける。
退屈はなくなり、新たな経験とともに出会いもあり、成長もできる。

ほんの少しの勇気は、誰でも持つことができる。
次のステージのサインをキャッチしているなら、それは必ずうまくいくサイン。
その人のために用意された道だから。

勿論止まるのか、次のステージに移動するのかは、本人次第。

私は新たなステージで、どんな人と出会い、どんな出来事に出会い、どんなことを感じて行くのかを考えただけでワクワクするので、ずっと新たなステージ移行をしてきたし、これからもし続けるだろう。


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