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考え方が定着するまで


コロナ禍を経て、自己嫌悪から新しい自分が生まれ、新しい価値観と考え方を得た。
その新しい価値観と考え方は、今の自分が欲しているものだからこそ、日々「幸せだ」と感じることができている。

しかし、「考え方が定着しているのか」というと、「揺り戻し」がある。

コロナが終わって、平常時に戻り、(全てが戻っているわけではないが)
なんとなく以前と同じような感覚に騙されることがある。

コロナなんてなかったのではないか、とさえ思ってしまう人も、きっといるように思う。
(もちろんコロナに罹患して、大変な思いをしている方もいらっしゃることも知っているし、亡くなった人も少なくないことは理解しているつもりだ)

そうすると、「以前の考え方」がふと顔を出すことがある。

スケジュールを仕事で埋め尽くしているのが、素晴らしい、生きていると感じていたあの感覚だ。

仕事があることはありがたい。
でも、できれば自分がやりたい仕事だけをやりたい。←わがまま

そして、何より新しい価値観である、「生活を大事にする」「余裕を持った毎日」を忘れてしまいそうになる。

昨日もまさにそれだった。

でも、ふと気づいた。

「これは私が本当に望んでいることだろうか」
「私が一番大事にしたいと思っていることだろうか」
と。

一番大事なことを一番大事にする、という価値観を得て、それを持ち続けていたからこそ、「幸せだー」と思っていたのだから。

はっと我に返って、「古い考え方」を追い出した。
そして自分が元々決めていたスケジュールに戻した。

古い考え方に戻りそうだった時も、「慌てて決めるな」と自分の心は言っていた。
だからこそ、慌てて決めずにじっくり向き合って決めようと思ってはいた。
それが「間違った方向」に行かずに済んだ理由だ。

新しい考え方で生きていけば、幸せを感じていられるし、このままでさらに自分がしたいことができると確信しているから、もうスケジュールでいっぱいの日々には戻らない。

状況によっては、まだふと顔を見せる自分の古い価値観を無事追い出すことができたので、ほっとしている。

幸せを感じる日々を送りながら、さらに器の大きい人になろうと思えていることが、何より嬉しい。

でも決して無理はしない。

自然に、流れに乗っていこう。

全ては心のままに。

今日も、いろんな人と事に感謝の日々だ。


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