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リーダーじゃなくても、いつの間にかリーダー的存在になっている理由


先日娘と話していて、気づいたこと。

娘はリーダーの経験はほとんどなく、いわゆる昔の体育会系なんて絶対に無理なタイプ。
必然的にリーダーシップをとった経験はない。

それなのに、現在社内で女子会を呼びかけたり、大学時代の先輩たちと会う時にも自分から声をかけていることが多いような気がした。

「リーダーみたいだね」
というと
「全然。だけどみんながなんか話したそうにしているから、じゃあ女子ランチ会でもやろうか、と呼びかけたら、みんな喜んでた」と。


このやり取りで、疑問が湧いた。

本人はリーダーでもなく、リーダーシップを取ろうとも思っていないのに、
いつの間にかリーダー的な存在になっていて、多分仕事の相談なども受けているようなのは、どうしてなんだろう、と。


それには多分2つ理由があるように思った。

1つは、存在感。
何があってもあまり動じることなく、飄々としている人には、周りが頼れそうな気がするように思う。
何かあったらあの人に聞いてみよう、と。

堂々としている、飄々としている人は、「自信があるように見える」。
だから周りの人が、頼りにする。そんな空気感があったから、多分「女子会ランチでもやろうか」と言ったら、みんなが喜んだのだろう。

「この存在感が欲しい」

と言う人は多くの失敗を含めた経験をしていることが大事な気がしている。
レストランや、ホテルなどにも、自分で選んで行ってみたけど失敗したという経験がたくさんあれば、やがてどんな基準で選べばいいのかが自分なりにルールができてくる。

勉強法や本の選び方でも、自分で試してみて失敗したからこそ、自分に合うやり方はこれだ、というのがわかっている人は、自信がつく。

失敗も怖くないし、失敗から自分なりのルールを見つけることもできるし、その経験値がある。

この失敗経験が堂々として見えたり、何があっても動じず飄々としているように見えるのではないか、と思う。

つまり「失敗経験」が本人に自信を与える。


もう一つは「圧倒的な行動力」だ。

行動力がある人は、決断が早い。行動も早い。
だからさっと決めて、さっと提案して、みんなが賛同する。

案外世の中には、自分で決めたくない、自分で決められない人が多いので、誰かが決めてくれるとそれについていく、(もちろん信頼関係があってこそだが)と言うパターンが多いのではないか、と思う。


私も確かに、存在感はあるらしいし(みんなに言われる)、決断早い、さっさと行動するので、その途中で誰かを誘うと案外皆さんが来てくれる、ことが多い。

自分ではリーダーシップだとは全く思っていなかったが、人の様子を見ていてこのことに気づいたのもしあなたがリーダーシップを取りたい、または周りの人を巻き込みたい、と思っているのであれば、この二つを身につければやがて周りがあなたの提案をすんなり受け入れてくれると思う。

そしてこの力は仕事上でも、部活や、サークル、コミュニテイでも役に立つかもしれない。

リーダーという役職はなくても、自然とリーダー的存在になっている人。
そんな人の方が、かっこいいな、と思った最近のお話。


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