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即断即決ができる時


人生は、選択の連続だ、と言われる。
毎日毎日、小さなことから大きなことまで、決断を迫られている。


朝ご飯、昼ご飯、晩ごはんに何を食べるかに始まり、
仕事を引き受けるかどうか(フリーランス、個人事業主は自分で仕事を断れるので)休みの過ごし方まで、あらゆることを決断して私を含め、人は生きている。


今日1年前のFacebook投稿が上がってきた。
「昨日まで決断することが山積みで、何でこんなに決断できないのだろうと思っていた」と書いてあった。

確かに、2年前も、そして1年前も私は「迷っていた」
決断がなかなかできずにいた。

引越しをしたいと思っても、その引越し先で悩み、仕事のことで悩み、人間関係でも、あらゆる悩みがあった。
そしていつまでもぐずぐずと決断できずにいたのだ。
今は、この時に悩んでいたことがなんだったのかさえ、思い出せないが、
「つまらないことにこだわっていたから、決断できなかったことに気づいた」と
書いていた。


多分この時に何かが吹っ切れたのだろう。
そして、この決断できない時というのは、「不健康な時期」だったのだ。
肉体的というより、精神的に。

昨日も今日も、決断がとても早いことに気づいた。
まるで条件反射のように、即断即決だ。

即断即決ができる時、というのは「絶好調」の時だ。
自分の方向性がしっかり定まっていて、且つ欲しいものと不要なものがわかっていて、頭が整理整頓されている状態だ。

もちろん長い人生、いつも即断即決ができるとは限らない。
ただ、即断即決ができるかどうかは、「健康状態のバロメーター」になるのだとわかった。


決断できない時に私がやったことは、環境を変える、断捨離をする、整理整頓をする、ウオーキング、自然に触れる、生活自体を大事にすることだった。
こうした積み重ねで自分の精神状態が落ち着き、幸福感が増し、方向性が自然とわかってきて、必要なものと、不要なものも明確になり、好き嫌いも明確になっていった。

そうすると、即断即決ができるようになる。

迷ってばかりだった時期が今は懐かしいが、あの時期はとても必要だったのだと思う。だからこそ、今新しい価値観と考え方で、即断即決ができている。

そのせいで、ここ最近かなりの仕事を断っている(笑)

金額にしたら、そこそこのものを、「気が進まない」「自分がするべき仕事ではない」「この期間は仕事は入れない」という、勝手な理由だけど私にとってはとても大事な理由で、即断即決できている。

そこに後悔は全くない。

そして、くつろげる我が家に欠かさず活けてある花を見ては、癒されている。
今日も即断即決できた自分を、自分で褒めながら。

自分の生きたいように生きる幸せを感じながら。


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