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体調不良復活後に、まずやったこと


体調不良回復後、真っ先にやったこと。
それは、掃除とお香を炊くこと。
おかげで、気持ちも体もスッキリした。

体調不良とはある意味「デトックス」
今まで溜まっていた疲れや、ネガテイブなものがスーッと離れていく気がした。
だからお部屋もスッキリさせたいと思った。
幸いにも、掃除は決して嫌いではない。
ごちゃごちゃになっていた小物入れも片付け、引っ越しに備え、今後新規の買い物はやめ、むしろいらないものの行末を少しづつ考えていこうと思う。

私はそもそも父の転勤で、転校を5回も繰り返しているし、引越し回数はゆうに20回は声ている。こんな幼少期を過ごしてきた人は、同じ場所にずっといることが決して得意ではない。
常に同じ場所にいると、空気が澱んでくる気がする。だから、動く。
住めば都で、今まで住んだ場所に後悔はないが、より良い場所を求めていくことに変わりはない。

世界一周の旅の途中で訪れたモルデイブのリゾートホテルでは、毎日2回お掃除のお兄さんやおじさんが来てくれた。
彼らは部屋についているプールで私が泳いでいる間に掃除を済ませてくれた。
テイーバッグが少し足りないかも、というと、すっ飛んで行って10袋も抱えてきてくれた。
「他に必要なものはないか」と、何度も聞いてくれた。
雑談で、モルデイブで一番高額なホテルはどこかを教えてくれた。
「ああ、人にお世話されるって気持ちがいいものだ」と、実家を離れて以来初めて実感した。
客室乗務員と主婦、母親業を全てやってきた身としては、人のお世話をすることは得意になっても、人からお世話をされることには全く慣れてなかったので、ファーストクラスでも客室乗務員の人の仕事を良いと思って手伝ったら、「それは私の仕事です」と、男性客室乗務員の方に優しく言われ、ハッと気がついた。

一般の日本人がほぼ未経験の「メイド」「バトラー」「お手伝いさん」ってこんな感じか、と言う体験をした。
先日行ったバンコクで起業している女性は、料理も掃除もしないと言い切っていた。
「外で食べた方が安いし、デリバリーもできるし、お掃除は1時間1,500円くらいでやってもらえるから」と言っていた。それだけ仕事に熱中できると言うことだ。

国が変われば価値観が変わる。
私たちが常識だと思っていることは、実は狭い世界でしか通用しないことがほとんどだ。
旅に出るとその固定概念や常識、価値観をぶち壊されるので気持ちがいいのだ。
知らない世界があるなら、できる限り知りたいと思うから。

デトックスが終わり、また新しい世界へ飛び込むエネルギーが戻ってきた。
控えていた花を飾ることも、復活させよう。体力が落ちている時は、花のエネルギーさえ辛い時があるから、避けていたのだ。
体が弱り、気が落ちると、それを補うように勘が冴えることを実感したので、周囲がエネルギーであることを、すごく感じている。
曇っていたメガネを綺麗に洗って、視界がクリアになったような感じがする。

自分にとって心地よいエネルギーと、そうではないエネルギーをしっかり分けていきながら、まずは今日のやることリストを片付けていこう。

復活した体に感謝。
冴えている直感に感謝。
これから巡り会う私にとって良いエネルギーに感謝しながら。

これだけのことが書けたら、完全復活の兆しです。


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