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周辺で「フリーランス」流行中



先日、フリーランスについて4本の投稿をした。

フリーランスは大変なのか

https://note.com/uenohiromi03/n/na64b98924dc4


フリーランスは自由なのか
https://note.com/uenohiromi03/n/n14811915b80a

フリーランスは楽しいのか

https://note.com/uenohiromi03/n/n8ea97b78c0a2

フリーランスって誰でもなれるのか

https://note.com/uenohiromi03/n/n9486e06b8d41


おかげさまで、というか、皆さんが興味があるのか、割と多くの方に読んでいただいた。

そんな時、タイミングが良すぎてびっくりしているが、実は私の周りで「フリーランス」が流行中だ。


私の周りとは、「卒業生たち」だ。


私の教え子の皆さんは、ほぼ全員「航空会社の客室乗務員やグランドスタッフ」、または経験者たちだ。

実はすでに1人、フリーランスデビューを今年した人がいる。
以前から相談を受けていて、順調なスタートを切って活動中だ。
自分の好きなことを仕事にし、少しづつできることから始め、退職のタイミングも見計らって用意周到に準備していた人だ。
そして何より「この仕事がしたくてしたくて仕方がない」という状態だから、
うまくいかないはずはない。

準備とやる気の両輪がうまく回っている感じだ。
直接聞いてみたことはないが、「大手航空会社を退職したことに後悔はないか」
と、もし聞いたら、「ない」と答えると思っている。


さらに、元客室乗務員の卒業生で、転職し別の仕事についていた人がいる。
その卒業生も最近「もうこれからはフリーランスでいいかなと思って」と言っていた。
彼女もバリバリと仕事をするタイプだし、行動力とコミュニケーションスキルは相当に高いので、「あなたなら何をやってもうまくいきますよ」と、お節介ながら一言伝えた。

さらに、先日元グランドスタッフの卒業生で、別の仕事に転職していたが、そこを退職した後会いにきてくれた。
話を聞いてみると、「フリーランス」で活躍したい、やりたいことがすでにある、という。

この卒業生も、責任感、一度決めたことは必ずやる、誰がなんと言っても自分の意志を通すところがあり、それでも「このまま就職しないでいいのだろうか」と、少しだけ不安な気持ちがあったようで、私に相談方々会いにきてくれた。

「あなたなら大丈夫ですよ。そして自分が好きなことをやったほうがいい」
と伝えると、「安心しました。この道で頑張ります」と言っていた。


そして、昨日もう1人の卒業生、それも最近の卒業生が会いにきてくれた。
この方は、2020年のコロナによって航空会社が採用中止を決めた年の卒業生で、それ以前より一般企業の就職活動もしていて、かなり有名企業に複数内定をもらっていた。
航空会社の採用が中止となったため、そのうちの一つの会社に入社を決め、なんと多くの新入社員の代表として、入社式で挨拶を命じられた優秀な人だ。

案の定、仕事ぶりが買われ、どんどん出世街道をまっしぐら。
話すことも、学生の時からは一変して、一人前の社会人になっている。
とても入社して、1年少々とは思えないくらいだ。
私も話を聞いていて、とても勉強になったし、その有名企業についても色々と知ることができたので、私の知識が増えたのでありがたかった。

その卒業生が、「いずれフリーランスでいいかな、と思っているんですよね」
と、またまたフリーランス宣言をした。

念のためにお伝えしておくと、この卒業生たち同士は年代が違うため、面識がない人が多い。
さらに私は、他の卒業生たちの話をしていない。

それなのに「フリーランス流行り」なのだ。

その原因を考えてみた。

全員に共通するのは

「仕事が大好き」

「仕事ができる」

「一生仕事は続けたい」


だ。

一生仕事を続けたいと思っている人には、自分のペースで、自分の好きなことを、自分の実力を使って、働きたい、と思うのは自然なことなのかもしれない。

私は個人事業主歴26年目だからこそ、伝えられることもあるので、仕事のことはもちろん、税金や経費についても話をすると、「勉強します」と言っていたので、きっと次に会う時には、かなりの知識を身につけているだろう。


これらの卒業生の動きから、働き方が選べる時代に入った、と感じる。
もちろん実力は必要だ。
逆に、実力がある人ほど、働き方を選べる時代だ。

そして今は、好きな働き方をしながらも、ある程度の収入を得ていくことができる時代でもある。
だからこそ、実力を身につけ、自分のやりたいことを見つけ、学び続けていけば、フリーランスであっても、仕事には困らないだろう。

なんとも頼もしい卒業生たちだ、と改めて思ったし、私自身が卒業生から「会いにいきたい」と思ってもらえる、何かメリットを与えられる自分でいなければ、と、身が引き締まる思いだった。

エアラインスクールを始めた当初は、全く思ってもいなかったのだが、若い人を育てる仕事というのは、違う年代の人たちとの交流につながり、もしかすると私にとって一番大きな財産なのかもしれない、と感じている。

それにしても、若い人のパワーはすごい。

どんなことでも、難なく乗り越えていきそうだ。

私も頑張ろう、と書いて思い出した。

私の今年の抱負の一つが「頑張らない」だったのに、と。

大人の抱負など吹っ飛ばしてしまうほど、若い人のパワーは力強いのだ。


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