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続・「なおす」仕事に、校正の極意を見たり!【4】

前回は、


洋服のリフォーム、整体、校正
「なおす」仕事には、
共通性があるようです。

リフォームも、整体と同様、
扱うのは「生きもの」
画一性にとらわれることなく
柔軟に対応することが大切。

といったお話でした。

では、校正はどうでしょう?

校正が扱う
カタログやパンフももちろん、
みなさまが手にとって
利用されてこそのもの。
いくら見た目がキレイだって、
使い勝手が悪ければ、
用をなしません。

また、
社内利用の冊子や専門誌のように、
利用者が限定されている場合も
あります。

そこでは、どんな権威ある辞典類を持ち出そうと、ハウスルールの表記が優先されるのは当然でしょう。

ただし、ここで難しいのは、
リフォームや整体などと異なり、
不特定多数向けのため、
利用者個々人に合わせて
というわけにはいかない点。

そ・こ・で
待ってました!校正の出番です。

なんてったって、校正は
「最初の読者」なんですから。
できうる限りの読み手、
その環境を想定し、
考慮したうえでの素読み作業、
大切にしたいですね。


「なおす」仕事に、
校正の極意を見たり!【5】は、
こちらへ!


















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