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本質を学ぶと仕事ができる人になる?

すぐに答えを知ろうとすると汎用性がきかない小手先の公式(対策案・方法・フレームワーク)だけ覚えてしまう。結果として応用力がなくなって未知の課題は解決ができなくなる。一度経験したものしか対応できない人になる。仕事ができない人は、だいたいこのパターン。

本質を学ぶことで様々な課題を解決することができるようになっていく。仕事できる人は、だいたいこのパターン。

答えだけ覚えるのは限界がある。記憶力にも限界がある。マニュアルに頼りすぎるとマニュアルに載ってないことに対して臨機応変に対処することが難しくなる。
学生の頃の勉強はある程度の暗記で対応することができますが仕事は明確な試験範囲があったりするわけでもないし、過去の事例のないことに取り組んだりすることも多々ある。暗記や過去の事例を頼りにできないことも多いです。役職が上がるほど未知の課題解決に取り組むことが増えます。つまり役職あげたければ未知の課題解決ができるようにならないといけない。

未知の課題といっても、全く同じことは起きないけど似たようなことは起きます。本質を理解できていればあとは応用問題を解くように課題を解決することができる。

課題解決ができない理由

①基礎的な知識がない
②本質を理解してない

①基礎的な知識がない
専門用語とか知らないといけないことは覚えるしかない。その業界の用語集だったり見て覚える。あとは何気に一般常識を知らないといけないこともあるので日頃からニュースみたりすることが大事。あとは、なんだかんだで義務教育で学ぶレベルが大事だったります。義務教育大事。

②本質を理解してない
本質(原理原則)を理解してなくて思考がフリーズして何をしていいかわからない、もしくは、本質(原理原則)を理解してなくて間違えたアプローチをして解決しなくなる。

本質(原理原則)ってなに?

長方形の面積の求め方は縦×横です。
三角形は底辺×高さ÷2

たぶん誰でも知ってる公式。

では、なぜ長方形の面積が縦かける横なのか?これを答えることができるようになることが本質を知ることです。
この本質が理解できていれば上記の三角形の公式を知らなくても面積は求めることができます。

  面積は1×1の正方形が何個入るか?というのを求めるものです。1×1の正方形の数を数えることでその図形の広さを測る(他と比較する)ことができる。だから長方形は縦×横を計算すると面積になる。三角形の場合は長方形の半分が面積になる。だから底辺×高さのあとに÷2をして半分にする。これがわかっていれば三角形の面積の公式を知らなくても解けます。

仕事にも本質と公式がある

本質(原理原則)を学ばずに公式だけ覚えてしまうと覚えている公式が使える問題は解くことができますが、公式を忘れたり、知ってる公式では対応できないと、問題が解けない。同じようなことが仕事でも起きる。

公式はあくまで思考時間を短縮化するために使うものなので本質(原理原則)を覚えていないと使い所もわからなくなります。最低限の公式は覚えたほうがいいですが、公式に頼りすぎると限界がやってくる。記憶量には限界がある。

目の前の課題解決のためにとりあえず公式を覚えてその場だけ対処する人は多いけど、その後に振り返りをして本質(原理原則)まで理解する人は少ない気がします。公式で解決した後に振り返って本質(原理原則)を見つける癖が大事だと思います。  

公式本と本質(原理原則)本

公式のほうが分かりやすいし即効性が高いので人気がある。巷のビジネス系のノウハウ本は公式をまとめたものが多いです。その時代に合った公式のまとめなので時代がたつと使えなくなっていくものが多い。○○の方法とか○○の法則みたいな本はそういう本が多い気がする。

本質(原理原則)についてまとめてある本は昔からずっとベストセラーだったりします。「七つの習慣」とか「人を動かす」は本質についてまとめてある本。

昔から色々な人が読んでいる有名な本は一度読んでおくと、いつか役に立つ日が来るはず。とりあえず、おすすめの本とかで検索して色々な人が紹介している本は本質(原理原則)の本が多いです。

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