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評価は他人が決めること

私たちは普段の生活で無意識に何かを評価して選択しています。ハンバーガーを食べたいなと思ったときに、マクドナルド、ロッテリア、モスバーガー、フレッシュネス、etc.どこかのお店を選ぶ。近いから、安いから、美味しいからなど、そのときの自分の目的に合ったお店を選ぶ。評価して選ぶ。
お店側の企業努力を比較しているわけではない。というか、どの店が頑張ったのかなんていうのはお客側からは、わからない。
そしてお客様の選択(どの店を選ぶか)を企業側が決めることができない。

つまり「評価は他人が決めること」になる。
※他人=報酬を払う人

社会人の評価について

社会人は上司に評価される。上司はその上の上司に評価される。最終的には社長に評価される。給与を払うのが会社なので評価は会社が決めることになる。つまり会社の目的を果たせる人が評価される。

会社の目的はどの会社も同じです。「事業を行い利益を追求すること」です。会社の継続とその企業をとりまく環境へ貢献するために利益を追求することが会社の目的です。利益を追求する必要がないとしたら、それは会社ではなくてボランティアや趣味の集団になります。

会社の業種(仕事内容)や理念によって利益の作り方が違うだけで、利益を作り出すことはどの会社でも共通の目的です。

つまり利益を出せる人が会社から評価されます。そして、所属している会社(部署)の理念や業務に基づいた行動をして利益を出すことが大事になります。

自分に合った理念・業種の会社で働かないとストレスになる

「野球がやりたい」「勝敗は気にせず楽しくやりたい」と思っていた高校生が甲子園の常連校の野球部に入ったときに、部活の練習についていけずに辛い思いをするのと同じように、自分の理念(価値観)や好きな業種(仕事内容)と合っていない会社で働くことはつらくなります。ストレスになります。
また本人だけでなく、実は周りもストレスだったりします。みんなが甲子園目指している中で、楽しくやろーぜーとか言ってふざけてる人がいたら同級生も「は?」って思うし、部長も「辞めてくれないかな」って思うはず。

理念(価値観)が合わないとお互いに辛い。

また「野球がやりたい」って人がサッカー部に入ってきたら「野球やれよ…」って周りが思うように、業種が合わない時もお互いにストレスになる。

つまり共感できる理念(価値観)で、自分が楽しいと思える(少なくともつらいと思わない)業種の会社で働くことが本人&会社のお互いにとって良いことだと思います。

自分×会社のマトリクス

評価マトリクス

会社は右側半分を求めてます。働く人は上段半分を求めてます。つまり、お互いの価値観が合致する右上の状態(自分〇、会社〇)で働けることがベストだと思います。

会社がどういう理念のもとに利益を出そうとしているのか?自分の部署はどういう役割の部署なのか?を把握しておかないと、もしかしたら左上(自分〇、会社×)になってしまうかもしれない。そうなると「自分は頑張っているのに会社が評価してくれない!」ということになり不満がたまっていくことになる。

自分の価値観など自分のことを理解せずに働くといつの間にかに右下(自分×、会社〇)になっているかもしれない。社畜というやつですね。そうなると「自分は何のために働いているんだろう?」ということになる。ほかの企業が良く見えたり、自分はこの仕事に合わないんだと思うようになる。
自分の価値観を見つめなおした結果、右下になってしまっているのであれば転職や部署異動をしたほうがいい。きっと気持ちよく働ける場所をみつけることができるはず。
見つめなおさず(自己分析せず)に転職すると、もしかしたら、同じように右下の状態の場所で働くことになってしまう。

評価されるために大事なこと

・利益を出す
・会社(組織)のビジョンに基づいた行動をする

上記2つを両方満たした行動を増やしていくことが会社から一番評価されることになる。片方だけは、あまり評価されない。そして、その両方を満たしつつ、自分のビジョン(目的)を満たせれば一番良い。

「自分は評価されていない?」「何のために働いてるんだろう?」と思ったら自分×会社のマトリクスで整理してみるのをオススメします。


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