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きちんとした成果を出すための目標設定
期末までの半年分の目標をみんなに作ってもらった。
目標設定が正しくできていない人は活躍できない人が多いし、査定するときにも正当に評価してあげられなくなる。だから目標設定はとっても大事。
目標設定は「成果目標」と「行動目標」をセットで考える。
試験勉強で例えるなら
「数学で90点以上とる」が成果目標
90点以上とるために考える目標が行動目標になる。例えば、、
・毎日1時間勉強する
・教科書の○ページ~○ページまでをまとめる
・○○の公式を覚える
・問題集の模擬試験で90点以上とれるまで自己試験する
90点以上とるためにどの行動目標が妥当か?を考えて実施する。
前回10点だった人が「毎日1時間勉強する」って行動目標立ててもたぶん90点は無理なので、そういう行動目標だとNG。
そもそも成果目標を90点で妥当なのか?も考えないといけない。
90点とらないと留年するんだったら90点が妥当だけど、そうじゃないなら、たぶん90点じゃなくて、まずは60点とか50点とかを目標にしたほうがいい。
成果目標と行動目標が妥当かどうかをしっかりと見極めることが大事。
そして目標設定で使ってはいけない単語がある。
改善する
向上する
強化する
努力する
という単語は成果目標には使えない。
「数学の点数が向上するように勉強のやり方を改善する」これは成果目標にできない。なぜなら、成果がわからないので。
「向上する」「改善する」は、どれくらい向上、改善できたか評価者が判断つかない。たぶん、自分自身でも正しく評価ができないと思う。評価する側とされる側で認識を合わせにくい。される側からしたら頑張ったのに評価されなかったと思うことになる。
前回より1点でも増えたら向上しているけど評価者としては10点増やしてほしかったみたいたことになる。頑張ったかどうかは主観なので共通の基準で判断できない。
入試でもがんばったから入学できるわけじゃなく、試験の点数という誰が見ても判断が変わらない成果の数字で判断している。
目標は第三者が見ても判断できるような内容で設定にしていないと曖昧な行動指針になり、行動目標も曖昧になり、きちんとした成果が出せない。
明確な成果目標とそれに対する適切な行動目標をセットでしっかりと考えることが大事。
これをスタッフ全員分チェックするのが、だいぶしんどいw
でも、やらないと半年後がもっとしんどい。
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