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【自己紹介①】19年の教員人生にピリオドを打つまで〜教員になるまで編〜

教員養成大学を卒業して、そのまま採用試験に一発合格…違和感を感じつつ、なんだかんだで19年間必死で小学校教員やってきました。…が、ついに2021年3月で退職します。

自己紹介を兼ねて、退職に至るまでの道のりを書かせてください。

1.高校生までのわたし

小学校の4年生の時に、家の近くの進学塾に入塾試験に友達3人と一緒に受けに行く。→私だけ試験に落ちて塾に入れず…泣→2度目の試験でやっと合格。という、ちょっと残念な小学生。

小学4年生の時の算数のテストで27点を取り、給食配膳中に教室の後ろで再テストを受けさせられたなぁ。恥ずかしかったなぁ…。

中学受験をして、県内トップの中高一貫の女子校に補欠で合格。親が社長や医者の人がゴロゴロしている中、バスケ部に入りバスケに打ち込むものの、勉強ができなさすぎて、自己肯定感だだ下がり。中高時代に取ったテストの最低点数は100点満点中、8点でした。もう、笑うしかない!

母は、少しでも偏差値の高い学校に通うことでよい未来につながると思って通わせてくれた学校ですが、周りの友達に比べて明らかにテストの点が取れない自分に自信をなくし、なんだか卑屈になってしまった中高時代でした。

2.教員養成大学を受験することになった成り行き…

5つ年上の姉がまだ大学院に通っており、3つ年上の兄は浪人しまくり、気がつけば私と同じ年にも受験生。これは、自宅から通える国公立に行くしかないべ…という末っ子の気遣い。

そして、これからの時代は結婚しても子どもを産んでも女の人も社会で働き続けるのよ…という母の洗脳を受け、福利厚生の整っている職業か手に職系のずっと働ける職業を選ばねば…と勝手に思い込む。その結果、

よーし、おじさん達の血圧上げちゃうぞ!

という、とてもアホな妄想をしながら看護科を目指す。友達と一緒に看護師目指そう!と意気投合して、地元の国立大学の願書をもらいにまで行った…

のに。

のに??

バスケ部を引退して、やっとこ勉強に身を入れようとした直後に、遅く来た春が…。小学校の同級生だった甲子園を目指す高校球児に恋してしまいました。

東京の大学に野球推薦で進学が決まっていた彼について行くために…自分の好きなこと、やりたいことをもう一度考え直し、東京近辺で私が浪人せずに行けそうな国公立の大学を探して…

私の学びたいことが学べる大学は東京にしかない!

と母を騙し、高校3年生の秋に理系から文系へ。

彼には瞬く間にふられたのですが…あとは女の意地です。なんとしても大学受験に合格して、東京に行って見返してやる〜。というわけで、1日中自習室にこもり、勉強しました。

人の話を聞くのが大好きだったので、悩んでいる子ども達の話を聞くスクールカウンセラーになりたい!と、教員養成大学で教育心理学が学べる学科を受験しました。

無事に合格したのですが…教員養成大学に入学しても、教員になる気は全くなかったです…。

教育実習に行っても、人前で話すことが大の苦手な私は向いてないなぁ…という感覚しかなく。子どもはかわいいけど、学校の先生なんてムリ〜と思ってました。

3.スクールカウンセラーになるために大学院目指して試験勉強開始!

大学では教育心理学を専攻して、心理学を学びました。週末には研究室の先生の手伝いで、発達に偏りのある子どものソーシャルスキルを上げるために一緒に遊んだり、勉強を教えたりして、発達検査の方法を学んだり、分析の方法を学んだり…。

スクールカウンセラー目指して、頑張るぞーって意欲満々だったんですよ…。大学院の試験勉強のために大学の図書館に一日中こもってました。その隣には、教員目指して教員採用試験の勉強をしている友達が…。

でもね、でもね…私、英語がもうちんぷんかんぷんで…。英語の論文読まなきゃいけないのに進まない、進まない…。

これもしかしたら、大学院試験に落ちて浪人とかあるのでは…という不安が立ちはだかる。

さらに、5つ年上の姉は未だに博士課程に進み学生、兄は私と同じ学年なので、まだ就職してない。これで私が、さらに大学院に通ったら…親の負担大きすぎでしょ…と、また末っ子の気遣い全開に。誰か1人くらいは、そろそろ社会に出ないとあかんでしょ…

4.得意のある日突然…再び!!

というわけで、ある日突然、

私、今日から教員採用試験の勉強する!

と、隣で勉強していた友達に宣言。教員採用試験まであと3ヶ月弱でありました。

大学院の試験勉強から教員採用試験勉強にチェンジしてからの集中力は半端なかったです。毎日めっちゃ勉強しました。

一緒に頑張る仲間もいたので、試験勉強オタクになり、暇さえあれば教員採用試験クイズ出し合ったりしてました。

基本、真面目なので…。

9月に公立学校に2度目の教育実習に行った時には、子ども達に楽しい授業をすることに命かけてました。もうすっかり教員目指して頑張るぞモード。

実習中に、教員採用試験合格が分かり、さらに実習に熱が入ったことを覚えています。


そんなこんなで無事に小学校教員になることとなりました。

先生なんて頑張っても子どもにバカにされる存在で、絶対なりたくない…

子どもって遠慮なく失礼なこと言うからキライ…

と思っていた高校時代から思うと、教員目指してる自分にびっくりでした。

でも、やっぱり公務員の魅力って大きい。

①福利厚生がしっかりしている

②女の人で子どもを産んでも続けられる

③産休育休もちゃんと取れる

④世間的なステータスも高い

そんな打算もコミコミで始まった教員人生です。

そんな私の教員人生はどのようなものだったのか…。続きは、パート2で…。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。








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