出版社の面接で必ず聞かれることと、効果的な回答方法
どの出版社の面接でもかならず聞かれることがあります。
「なぜ当社を志望するのか?」
です。
応募する側からすると、名前の知れた出版社ならどこでもいい、という気持ちがあるでしょう。
そんな人は、志望理由を2つ、用意してください。
1、誰もが思いつく志望理由
2、思い切った志望理由
です。
例えば講談社の志望理由を考える時です。
1は、あなたが好きな雑誌にかかわりたいという理由でいいです。
2は、他の応募者が絶対にあげないような「本」が好き、ということを面接官に伝えましょう。
面接で重要なのは、面接官と会話がはずむことです。
例えば「少年マガジン」や「with」の編集をやりたいという応募者は、いくらでもいます。
面接官もうんざりなのです。
どんな会話になるかも、想像がついてしまい、つまらないと思ってしまいます。
そこで、他の応募者が志望理由としてあげないような本を言えば、なになに? と興味を持って話をしてくれるのです。
たとえば私なら、トキワ荘にまつわる本を手当たり次第に読んでいます。
Amazonで「講談社 トキワ荘」と検索すると、2冊出てきます。
この本を読んでいる人はあまりいないでしょう。
面接官も読んでいないと思います。
あなたを印象づけることができるのは、間違いありません。
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零細と大手の版元で勤めていた経験から、お話いたします。
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