見出し画像

4月社長朝礼前半 ー人 企業 地域ー

今日は本来僕が喋る日ではないですけど、せっかく4月1日ということで喋ることにしました(笑)
4月から改めてよろしくお願いします。


1、ウエダ本社の人間としての自覚

1-1. お客様を見てますか?

今日は先日の土曜出勤で石塚さんからお話いただいていた部分で、
「人 企業 地域」というつながりを改めて説明したいと思います。

それでいくとさっきの話でもあるんですけども。
土曜日に石塚さん来てもらった際に石塚さんが最初にローカルスタートアップ協会(以下LS協会)についての話をされたよね?
これ(LS協会のHP)みんな見ましたか?と。

ローカルスタートアップ 詳しくは次回 ※引用画像 LS協会HPより

ウエダ本社の人間がそれを読んでるのは基本中の基本だけど、仮にそんな事もできていない状態で、石塚さんにウエダ本社の価値を分解して頂いている状況だったら本末転倒なんですよね。

石塚さんの仕事の仕方で見習う所の1つは、プロ意識なことだと思うんです。
その会社のことを徹底的に調べておられて、僕のブログなどしっかり読み込んでインプットして作っていただいているんですよ。

こういうところを見てると、仕事で成果を出せる人と出せない人の差ってこういう所だよなあって思うんです。
ポイントを抑えずに仕事をすると、当たり前やけど成果が上がらない。
で、成果が上がらないので怒られて、また理解しないままがむしゃらにやるだけやったりするから疲弊するんです。

そうじゃなくって、本質を抑えなあかんのです。
全部のお客様の本質に入り込むなんていうのは当然無理ですが、メインにしたいお客様のこと位は徹底的に知った上で、お客様の立場に立って自分ごととして行動していると、その会社のことが当然わかってくるじゃないですか。
そうすると、表面上のことだけじゃなくて、そこの社長の考えとか、どんな会社かという方向性が読めてくるし。
そしたら「お宅だったらこれをやったらいいんじゃないですか」とか、「今度しようと思っていることをこういう形で導入したらどうですか」とかいうことが言えるようになってくるんです。
これって売り込みじゃないんですよね。
その会社が良くなるためにやってることなんです。

お客様も、そこまでこっちのことを徹底的に調べて自分事としてやってくれたところに悪い印象を持ちます?
そんだけ知ってくれてたら、そこに相談しようって思いますよね。

1-2. ウエダ本社を見てますか?

だからさっきの話に戻るけど、石塚さんからすればLS協会のHPもしっかり読み込んでおられて、みんな読んでますか?っていうことなんですね。

考えないといけないのは、外部の人に仕事で頼んでいながら、我々自身が自ら分かろうとしてるのか?
それこそみんな

ウエダ本社の価値発信をしているものを読んでますか?
と同時に
ウエダ本社の価値を発信してますか?
あるいは
価値発信に協力してますか?

と問いたい。

僕もフェイスブックとかでウエダ本社の取り組みとかを上げてますけど、それを見てないとか、見たとしても何とも思ってないとか、あるいは発信そのものに無関心とか、これっておかしいんですよ。

意識の高い組織からすると、この辺りの皆の感覚もまた透けて見えてしまうわけですよ。
ウエダ本社って色々発信してやってるけど、社員自体はなんかシラーとしてるよね。みたいな。

別に自分がウエダ本社にいなかったら関係ないけど、ウエダ本社にいる以上は会社を良くした方が自分にとっても良いのに、価値発信に参加しないっておかしいと思いませんか?

もしみんながそれを理解して全員がやってたら、はっきり言うと外部の人に来てもらう必要ないんですよね。
自分たちで考えて価値創造・発信できるからそれだけで回るんですよ。
それが自分達だけではできなかったから、今回石塚さんに来てもらってるわけなので、みんなそれぞれ今回の事で、自分のものにしていってほしいと思いますのでよろしくお願いします。


2、人 企業 地域


2-1. 「人」

で、石塚さんのPJが終わってから自分でも色々整理をしていたんですが、
結局ウエダ本社としてやっていきたいことのキーワードって
人 企業 地域 なんですね。

それで、僕が考えていることの源泉としてなにがあるのかを深掘って考えていくと、共通するのは「もったいない」という思いなんですよね。

特に人の個性、多様性っていうのは、みんな違ってそれぞれが能力を持っているはずなのに、それが生かされてないことが多いんです。
これは社会構造だとか、あるいは今までの教育システムとか、周りの環境が「決められた正解を与えられるだけの状況」というものになっているから。
その考えから変えていかないとという使命感を持っています。

多分僕はウエダ本社に来ていなかったら今とは全然違うことをやってると思います。
もちろん、「人」という想いはベースで一緒でも、違う方法でアプローチしているだろうなって。
例えば飲食店をやっていたら、「人」という価値をベースに、障害持ったメンバーでも働ける、あるいはそういう人たちでも当たり前に食事ができるようなユニバーサルレストランをつくるとかね。
置かれた状況と、自分が思ってることを重ね合わせていったら?を常に考えているんですね。

2-2. 「企業」

じゃあウエダ本社ってなんだというと、企業に向けてとか、オフィスに向けてやっているわけじゃないですか。
なので、真面目にミスなくやれば良い、個性を生かさない今の企業の在り方なんて、全然人を生かしてなくて勿体無いと思うし、それをどうにかしていこうとしているんです。
ウエダ本社ってただの事務機屋じゃないし、「単に」事務機やオフィス家具を売るだけって考えると夢が無いじゃないですか。
この部分に徹底的にアプローチしていくっていうのが今の日本に対するウエダ本社の使命なんじゃないかって思います。

ウエダ本社のメインでいくと、ワークツール・ワークスタイル・ワークスペースっていうのは割と形作れているとは思います。
そこにスタイルの風土醸成とか、制度システム導入とか。
個々の価値を生かして、組織やコミュニティーを良くしていくことは、ウエダ本社の価値としてやっていけると思うところです。

2-3. 「地域」

じゃあ「地域」という文脈を見ると、これも結局人の個性とか多様性という話であって。

余談ですが、ウエダ本社の2階にTRAFFFICというスペースがありますが、なぜFが3つなのか覚えていますか?
2階の床にも書いてありますが、

Free Time
Free Space
Free Mindset

を意味しています。
時間と場所とマインドセットから解き放された働き方をしていこうということですね。

ウエダ本社2階エントランスに記された3つの「F」

これができると、今までオフィスでやっていたようなことも地域でできたりするわけです。
「どこに向けてやってるか」の違いだけやという話ですね。
企業に向けてやってたらオフィスになるし、空間であればリノベになるしということ。
例えばリノベでいくと、うちはデザイン重視のリノベではないです。
そこ「だけ」では勝負できないですが、そうじゃなくて「どうやったらその空間に人が集まり、人が交わって価値が生れるか」ということを考えるのがウエダ本社のリノベなんですね。

なので、結局全部「人」ということがベースにあった上で、企業や地域に切り込んでいるのが今のウエダ本社の展開なわけです。
「人・企業・地域の価値創出に伴走する」ということですね。

東京が1番だからみんな東京に行って、東京がダメなら大阪、福岡、札幌に行くとかですね。
みんなできるだけ大きな都市に行こうとするんです。
確かに都市って便利でいいけど、便利ってあくまで魅力の1つなだけで、田舎が便利じゃないからダメということではないはずなんです。
逆に東京に無いものだっていっぱいあるじゃないですか。

東京に無くて田舎にあるもの、そこを伸ばしていて行くこと。
それって中小企業の価値を発揮してもらうこと、個々の能力を見出して行くことと全部同じなんですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?