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【神社仏閣】北野天満宮(きたのてんまんぐう):京都府京都市


▶北野天満宮(きたのてんまんぐう)

▶由緒・歴史

北野天満宮は、菅原道真公を御祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社です。古来「北野の天神さま」と親しまれ、入試合格・学業成就・文化芸能・災難厄除祈願のお社として幅広く信仰されています。

▶境内

●一の鳥居

高さ11.4メートルの大鳥居で、木曽の花崗岩の一本柱で、大正10年10月に建立されました。

一の鳥居

●楼門

上部に掛けられた額には、「文道大祖 風月本主」の文言が刻まれています。平安時代中期の学者・慶滋保胤(よししげのやすたね)、大江匡衡(おおえのまさひら)が菅公を讃えた言葉です。

楼門

●三光門(重要文化財)

御本殿前の中門で、日・月・星の彫刻があることから三光門と呼ばれるそうなのですが、実際には星の彫刻はないそうです。

三光門(重要文化財)

●手水舎

北野の花手水です。

手水舎

●御本殿(国宝)

御本殿、拝殿、石の間、楽の間を連結した日本最古の八棟造(権現造)です。

御本殿(国宝)

●撫牛(なで牛)

狐、鳩、牛は神様の使いとされており、天神さまこと菅原道真公(菅公)が丑年生まれであったことから、天神さまのお使いとして牛が選ばれ、境内には多くの牛が鎮座しています。
また境内の臥牛は、撫牛と言って、いつの頃からか撫でることでご利益を与えてくれるありがたい存在として崇められるようになりました。

撫牛(楼門の北東側)
撫牛(三光門の南西側)
撫牛(三光門の南東側)

●絵馬

絵馬に願い事を書いて奉納する際は、願い事を書いた面を南向きか東向きにかけると良いそうです。
南向き:南は日本の伝統的な方角で、神聖な場所とされています。南向きに絵馬を奉納することで、神様や仏様に願い事を伝えるとされています。
東向き:東は新しい始まりや希望を象徴し、日の出の方向でもあります。絵馬を東向きにかけることで、新たな始まりや願い事の実現を祈ることができます。

絵馬

以上です。


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