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読書歴〜ニ冊目〜

今回の本は、クリスティン・エドマンさんの「Up to You」という本だ。

H&Mの日本法人の社長をしていたエドマン氏。
そんな彼女が仕事をしていく上での海外と日本との違いや考え方などについて自身の経験を元に書かれている。
この本の中で私が目に留まった言葉を書いていきたい。

一つは「ワーク・ワイフ・インテグレーション」。
意味は仕事とプライベートの統合…。
日本だと「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をよく耳にする。
仕事とプライベートを分けて両立しようとする考えだ。
しかし、エドマン氏がスウェーデンで働いていた時は、仕事の最中でもプライベートの電話をしたり私情で仕事の日程をずらしたりと、仕事とプライベートが統合されている生活だったという。
要はお互い様の精神だ。
お互いを思いやり尊重する精神が「ワーク・ライフ・インテグレーション」を可能にさせているのだろう。
さて、日本で「ワーク・ライフ・インテグレーション」を実現できる日は来るのだろうか…。
(今は日本という国全体が疲弊しているから当分は無理かもしれない)

もう一つは「8割を目指す」。
人によっては完璧主義でも何でも100%でないといけないと思ってしまう人もいるだろう。
私も時と場合によるが完璧を目指してしまうこともある。
しかし、この本の中では「重要な20%の仕事にフォーカスし80%の成果を得ようという80-20の考え方を持とう」と言っている。
確かに自分の100%を相手が求めているわけではないしそれが必ず評価されるかと言えばそうではない。
相手が求めていることにできるだけ早く応える、80%を出し続けるほうが自分自身も思い詰め過ぎず仕事をすることができる。
私も100%を求めるのではなく、相手の要望に的確に応えつつ80%の成果を出し続けられるようにしていきたいと感じた。

もし気になった人は読んでみてほしい。
仕事の仕方についてヒントを得ることができるかもしれない。

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