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天気の春雨と食べ物の春雨の関係

きょうは全国的に雨、ということで
天気の「春雨」と食べ物の「春雨」についてお話します。
天気と食べ物の名前が同じで、
不思議に思っている方もいるかもしれません。

これは、食べ物の「春雨」が、
天気の「春雨」から来ているからだそうです。
天気の「春雨」は、しとしとと降る雨のことを指します。
一方、食べ物の「春雨」は、ところてんを押し出すように、
生地を穴の開いた機械に流し込んで、穴から細長い生地を出していきます。
機械から細く長い生地が出ていく様子が、
しとしとと降る春の雨のようにみえて
春雨という名前が付けられたといわれています。

ただ、気象学的にいうと、雨は細い線ではありません。
もっというと、しずくの形でもありません。
実は、雨粒は、あんぱんの形をしています。
これは、雲から雨が落ちる瞬間は丸いんですが、
そのご、空気抵抗を受けて下が平らになるからです。

「しずくのぼうけん」という絵本が大好きなので
雨粒が「あんぱん形」だと知ったときは、ちょっと寂しかったです。

以上、食べ物の「春雨」は、天気の「春雨」から来てますが、
本当のことをいうと、食べ物の春雨の形ではない、という話でした。
(情緒を科学でぶったぎってすみません…)

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