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天気の春雨と食べ物の春雨の関係
きょうは全国的に雨、ということで
天気の「春雨」と食べ物の「春雨」についてお話します。
天気と食べ物の名前が同じで、
不思議に思っている方もいるかもしれません。
これは、食べ物の「春雨」が、
天気の「春雨」から来ているからだそうです。
天気の「春雨」は、しとしとと降る雨のことを指します。
一方、食べ物の「春雨」は、ところてんを押し出すように、
生地を穴の開いた機械に流し込んで、穴から細長い生地を出していきます。
機械から細く長い生地が出ていく様子が、
しとしとと降る春の雨のようにみえて
春雨という名前が付けられたといわれています。
ただ、気象学的にいうと、雨は細い線ではありません。
もっというと、しずくの形でもありません。
実は、雨粒は、あんぱんの形をしています。
これは、雲から雨が落ちる瞬間は丸いんですが、
そのご、空気抵抗を受けて下が平らになるからです。
雨粒の形はどんな形?
— ワオ!科学実験ナビ (@WAOkagaku) June 30, 2021
よく表現されるのがしずく型ですが、スローモーションで実際の形を見てみるとアンパンのように上下が潰れた形をしています。
これは落下している時に下からの空気抵抗を受けて潰れているからです。https://t.co/NNiSoW8XlG#理科#ワオ科学#サイエンス pic.twitter.com/bZ7SrrKjko
「しずくのぼうけん」という絵本が大好きなので
雨粒が「あんぱん形」だと知ったときは、ちょっと寂しかったです。
以上、食べ物の「春雨」は、天気の「春雨」から来てますが、
本当のことをいうと、食べ物の春雨の形ではない、という話でした。
(情緒を科学でぶったぎってすみません…)
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