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仕事のコト~大金が振り込まれた話~

先日、失業やら開業やらで色々手続きをしていた再就職手当が無事振り込まれた。
意外にもあっさりと、と言った感じだったが、記録として残しておく。
誰かの役に立つことがありますように。

再就職手当の申請について

再就職手当とは?

就職または事業開始の前日までに失業認定を受けていて、かつ支給残日数が所定給付日数の1/3以上残っている人に給付される、いわゆるお祝い金。
以下はハローワークの就職促進給付のページより抜粋。

再就職手当について
基本手当の受給資格がある方が安定した職業に就いた場合(雇用保険の被保険者となる場合や、事業主となって、雇用保険の被保険者を雇用する場合など)に基本手当の支給残日数(就職日の前日までの失業の認定を受けた後の残りの日数)が所定給付日数の3分の1以上あり、一定の要件に該当する場合に支給されます。支給額は、所定給付日数の支給残日数×給付率×基本手当日額((注意1) 一定の上限あり)となります。

ハローワークインタネットサービス

ここには、就職するか事業主になって被保険者を雇用する場合と記載があるけれど、これは例であって個人事業主の場合にも再就職手当は適用。
こういう言い回しって曖昧で、私ってそれに該当するの?って迷う…。
上はネットのページから拾ってきているけど、他に配られた資料などにも、事業開始する場合も条件を満たせば受給できることは記載されている。
ちなみに開業準備に入ったら、準備に専念した日から再就職したのと同様の扱いを受けるみたい。
でもまぁ、個人の場合にはいつから準備に入りました!っていうのは、事務所を借りたりしない限りは証明できないから、自分の待機期間と照らし合わせてうまく申請するのが◎
支給額は人によりけりで、既に失業保険を受け取っているなら、残りの支給日数によって変動あり。

給付率については以下のとおりとなります。
・基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の2以上の方は、所定給付日数の支給残日数×70%×基本手当日額((注意1)一定の上限あり)。
・基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上の方は、所定給付日数の支給残日数×60%×基本手当日額((注意1)一定の上限あり)。

ハローワークインタネットサービス

私はまだ給付前の待機期間だったから、120日分まるまる残っていて、その70%、84日分が受給できた。
計算式はこんな感じ↓
基本手当日額(雇用保険受給資格者証に記載あり)×残りの支給日数×70%
例)基本手当日額5,000円、120日支給のうち30日受給済みの場合
5,000円×90日×70%=315,000円

申請方法

就職の場合
就職の場合も少し気をつけないといけない。
最初の1ヶ月はハローワークの紹介での就職でないと再就職手当はもらえない。
(早期就職してるのになぜ…)
就職が決まったら、受給資格者証と失業認定申告書と採用証明書を持参して、ハローワークへ。
できるだけ就職の前日にってことだけど、まぁ難しい場合もあるよね。
だって、採用証明書とか、会社の人に書いてもらわないといけないし。
なかなか今時、入社前に何回も会社に伺うこともないし。
(あるとこはあるのかな、、私は今まで面接以外はない)
とにかく、行けない場合にはハローワークに連絡して指示を仰いで欲しいみたい。

開業の場合
私はこっち。
私は日付を色々見て、仕事のスケジュールも見たところ、ちょうど待機期間1ヶ月が過ぎた日の翌日が月曜日で、キリもよいかなってノリでその日に開業届を提出。
その翌日の朝イチでハローワークへ行って手続き。
1年以上の安定した事業を見込めることが証明できないけどどうしようと思って、とりあえず今の仕事の契約書(延長あり)と、1年はやるぞって計画なのを証明しようと思って、会計ソフトを1年契約して、その支払いの履歴を印刷、現在の業務内容を一覧にしたものを印刷(月次作業もあるから毎月お仕事あるよ、って証明できるかなと思って)、色々持参してみた。
結果、どれも提出していない。
求められもしなかった。
印刷代、それなりにかかったのにw

申請から給付まで

これは申請の時に、だいたい1ヶ月くらいと説明されたし、いろんなところに書いてあるんだけど、今は開業する人も多いのか、実際にはもっと早く振り込まれた。
私の場合、申請した日を1日目として、17日目に振り込まれた。
ネットでは2週間くらいで振り込まれたと言う人がちらほら居たのだけれど、概ねそのくらいなんだろう。
本来は、支給決定通知と言う書面が来てから支給の流れのようなんだけど、通知が来たのはその次の日だった。
通知の交付日的には振込の2日前だったから、振込の手続きの方が郵送よりも早かったんだな。
こうして私に50万弱のお金が振り込まれたのだ。
(大きいよね〜!)

開業を選んだワケ

正直、私は待機期間の時間の制限を気にしたくなかった、というのが大きい。
大きな目標を持って、何がなんでもフリーランスとして成功するぞ!とは全く思っていない。
色々あって辞めた昔の会社も、問題改善されたら(ようはパワハラ上司がいなくなったら)戻りたいとさえ思っているくらいだ。
ただ、いまいただいているお仕事がなかなかにボリュームがあった。
1日あたり4時間を超えるのを気にしていたら、仕事に集中もできない気がした。
実際、MTGなどしている時に、時間の上限はあるのか確認されたりもした。
月初はなかなかにボリュームが多くてあたふたしたので、先日は8時間以上稼働していたりもした。
そうかと思えば一段落ついた段階で好きに半休とってゆったりしたりした。
有給はないから休めばその分収入も減るが、自分の体調や都合で調整しやすいのは良いなと感じた。

なぜ開業なのか

それに今年は年度の途中で転職・退職しているし、どちらにしろ自分で確定申告をしなければならなかった。
だったら、いっそのこと開業してしまって青色申告してしまおう、と思ったのだ。
私の場合、家もあるし寝るにも食べるにも困らなかった。
どんな仕事をしたって良いんだと、逆に選択肢が広がったのである。
来年以降の事はわからない。
いまいただいているお仕事が継続になるとも限らないし、どうなるかはわからないけど、開業したからと言って廃業の際になにか面倒な手続きがあるわけでもない。
来年どこかに就職したら、またその年の分は自分で確定申告するだけだし、フリーランスを続けていても確定申告は待っているのだ。
それに一度にまとまったお金がもらえるのは単純に嬉しい。
普通に失業保険を受給していたらもっと貰えるのだけれど、一度にまとまった金額ではないし、その間働くのをセーブすることを思うと、結果的に失業保健と収入を合わせれば、受け取るお金は開業して普通に働いた方が多くなるのではないかと思う。

こうして私は今週もそこそこにお仕事をして、やっと落ち着いたかなと思えたので少しずつ生活の改善もしようと思えてきた。
続けたい習慣がなかなか続かない私だけれど、いまは毎日わりと充実していて、楽しい日々を送っている。


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