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90年代ファッションを紐解く                                 「ストリートファッション」

おはようございます!

東京は快晴です。 
先週までは気温が20度を超える日があり、例年より早い桜が見頃になりましたが、今週は最高気温が10度に届かない日もあって、激しい気温の変化に体がついていかない「季節の変わり目」を感じます。
この「季節の変わり目」でいつも悩まされているのが花粉症です。
皆さんはいかがですか?
今年は体質改善のために今流行りの「ファスティング」を数ヶ月前から行いました。
36時間断食を週に2回。
効果あってか、今年は去年より症状が薄れました。
流行りに乗るのもいいですね笑


今回は2回目の「90年代ファッションを紐解く」というテーマを話したいと思います。

「ストリートファッション」

まさに今の時代のスタイルキーワードですね。
一言で「ストリートファション」と言っても色々なスタイルがありますが、今回は1990年代初期〜’90年中盤くらいの東京ストリートファッションにフォーカスしたいと思います。

そもそも「ストリートファッション」とはなにか??
ということを簡単に説明しておきたいと思います。
「ストリートファッション」とは、街に集まる若者たちが文化や音楽や映画といったものに影響を受けながら、自然と流行り始めるスタイルを本来指しています。
ファッション業界主導でトレンドを仕掛けて流行を作るわけではなく、カルチャーを内包しながらスタイルを生み出していくものが「ストリートファッション」です。
今回は、私が経験した東京ストリートファッションをお伝えします!


90年代初期のスケートカルチャー

この時期は第4次スケートブームで、世界同時に盛り上がってましたが、やはり中心はアメリカ西海岸のプロスケーターのトニー・ホーク、スティーブ・キャバレロ、ロドニー・ミューレン、トミー・ゲレロ、クリスチャン・ホソイなどのスタイルが影響力があったと思います。
スケータースタイルといえばTシャツ、ジーパン、ワークパンツ、スニーカーとすごくシンプルなコーディネートです。
だからこそサイズ感やカラーや小物やTシャツのグラディックなどで、その人のスタイルが決まります。
制服文化で育った日本人男子はその狭い範囲でのコーディネートは好きだと思いますが笑
実を言うと服飾学生時代はスケーターしてました笑
どんな格好だったかと言うとアンチだったのでビックサイズのインディーズUKスケートブランドやロンドンのインディーズレコードレーベルのTシャツを着て、軍パンやジーパンをショーツにカットオフして腰履きし、ベレー帽を被り、バンズ( SK8-HI)やエアーウォーク(ONE)のスニーカーを履いてました。
でもスケートはあまり上達しませんでしたが笑
SHOPはもちろんスケートSHOPのストーミー、ムラサキスポーツも行ってましたがメンドインザワールド、ロンディスなど。Tシャツはレコード屋で買ってましたが、やっぱり学生でお金なかったので高円寺や下北沢の古着屋で購入が多かったです。

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90年代初期のヒップポップカルチャー

ヒップホップは僕自身は造詣が深くないのですが、ファッションにも影響力があったのはビースティ・ボーイズではないでしょうか。
メンバーがニューヨークからロサンゼルスに活動拠点を移し作ったアルバム『Check Your  Head』はメチャカッコイイです!
彼らは雑誌「グランドロイヤルマガジン」を出版。
その活動を音楽にとどめずに自分たちでさまざまな試みをしているがアングラ姿勢で僕の中ではヒップポップとスケートボードの数少ない共通言語を持っていたのがビースティ・ボーイズだったんだと思います。
そして彼らは常にストリートを意識してました。
「ストリート」と「アンダーグラウンド」 という言葉こそがスケートボードとヒップポップの共通点ではないかなと思います。

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90年代中盤の裏原カルチャー

1993年に裏原ファッションの歴史が始まりました。
皆さんもよく知っている「裏原」が渋谷区神宮前4丁目にショップ「ノーウエア」がオープン。
当時の若者から絶大的人気を誇っていたNIGOさん、高橋盾さんらが始めました。
このショップがデビューしてからというものの、それまでの原宿ファッションが一変し、時代は裏原ストリートファッションへと変化していきました。
代表的なブランドはA BATHING APE、UNDERCOVER、BOUNHUNTER 、DEVILOCK 、DOARAT 、GOODENOUGH、HECTIC、Let it Ride、MACKDADDY、NEIGHBORHOOD、NEXUS7、REVOLVERなどこの頃から限定品や新作の発売日に並んで買うと言う人が増えたような気がします。
あっスニーカーブームでも並んでましたね笑
スタイル的には上記で述べたスケーターとヒップホッパーと変わりませんが少し違うのはロゴです。
要はそのブランドの信者です。
そのブランドに共感する人がそのブランド着ることで満足感があったのではないかと思います。
その頃は僕はビームスで務めた時期でアメカジがベースでしたがヨーロッパのトラディショナルブランドをミックスしてコーディネートしてました。

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「ストリートファッション」にはルールもなく、それぞれの個性で楽しめる。
ファッションの醍醐味ですね!

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように!!


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