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ジーンズの語源

おはようございます!
東京は快晴です。
週末から日中は寒さも和らぎ過ごしやすい日が続きそうですね。
梅も咲き始めお散歩なんか良いかもです。

今回はジーンズの語源について話したいと思います。

「ジーンズ」の生まれ故郷であるアメリカでも「ジーンズ」という呼び方になったのは、割と最近のようです。
アメリカで「ジーンズ」という呼び名が普及するきっかけとなったのは、第二次世界大戦の終戦二年後の1947年にブルーベル社のラングラーが出した広告でした。
ラングラーは広告の中でデニム生地のパンツに「ジーンズ」という名前をつけて宣伝しました。
デニム生地のパンツが一般的に「ジーンズ」と呼ばれるのはこれが初めてのことでしたが、この名前はすぐには普及しなかったようです。
そして、ラングラーがデニム生地のパンツに「ジーンズ」という名前をつけて売り出したのには訳があったようです。
リーバイ・ストラウス社のリーバイスとヘンリー・デヴィッド・リー社のリーという2大ブランドがそれぞれデニム生地のパンツがあり、リーバイスが「オーバーオールズ」リーが「カウボーイ・パンツ」という呼び名で販売し、すでに市場を席巻する中、後発ブランドだったラングラーが市場に食い込んでゆくにはシンプルで力強い商品名が必要でした。
このビジネスの発想がアメリカ人らしいですね笑
そこでラングラーは「ジーンズ」という当時としては目新しい名前をつけてデニム生地のパンツの販売を開始しました。
10年ほどの歳月をかけて「ジーンズ」という呼び名を消費者の間に浸透させ、ついに「ジーンズ」をデニム生地のパンツの代名詞にまでしてしまったのです。
そんなブルーベル社のラングラーが他のジーンズブランドと大きく違った点は「史上初のデザイナージーンズ」であったことです。
デザイナーのロデオ・ベンはジーンズにフィット感や機能性をもたらし、実際のカウボーイ達の意見を取り入れたジーンズをデザインしたのです。
ただし、ジーンズのデザインの原型はリーバイ・ストラウス社のリーバイスです。
1853年にリーバイ・ストラウス社が サンフランシスコで雑貨店を開業。
リーバイ・ストラウス社からテント地を買っていたヤコブ・ディビスは、リーバイ・ストラウスに「リベットで補強した衣類」の特許申請を持ちかけた。
共同による特許取得申請は、1873年5月20日に受理し、以来、この日付がジーンズの原点を印すものとして、伝統のツーホースパッチには刻まれています。
1877年にはリベット付テント地のパンツに関して、本格的な仕様が決定されました。
リーバイ・ストラウス社の商標であり、アメリカでもっとも最古の衣類商標である、バックポケットに縫い込まれた「アーキュエット・ステッチ」の採用です。
ツーホースマークの発案など現在の501®ジーンズの仕様の原型が整いました。
1886年にツーホースパッチの原型であるレザーパッチが、品質保証の意味を込めて縫い付けられました。
ジーンズってホントに長い歴史の中で残っているデザインで美しいですよね!!

最後まで読んで頂きありがとうございます!

今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように!!

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