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疲れている時こそ!アクティブレスト??!

こんにちは。

スポーツトレーナーの神田泰裕です!

前回は『アスリートの睡眠とパフォーマンスの関係性』に関して書かせていたただきました。

まだご覧になられていない方は、是非こちらもご覧になってみてください!

皆さんは身体の疲れを感じた場合、どのような時間の使い方をしますか? 

家で一日中ゴロゴロしたり、お昼まで布団で寝たりして身体を休めていませんか? その方法は、身体の疲れをとるために必ずしも効果的とは言えません。

身体は、動かさず休みを与えるより、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動などを行うことで、翌日に疲労を残さずコンディションを向上させることができます。

今回は、疲労回復に効果的な『アクティブレスト(積極的休養)』に関して書いていきたいと思います。

アクティブレスト(積極的休養)とは
 アクティブレストとは「積極的休養」とも呼ばれ、疲労がある状態の時に、軽い運動などで身体を動かす事により、血行を促進させ疲労物質の排出が促され、疲労回復の効果を高める方法をいいます。トップチームやプロアスリートは、試合翌日を完全休養とはせずに、リカバリーと呼ばれる軽い運動やエクササイズを実施し、その翌日に完全休養をとるケースが多いです。
パッシブレスト(消極的休養)とは
 一方で、身体をあまり動かさずに休息をとる方法を「パッシブレスト(消極的休養)」と呼びます。長時間の睡眠をとったり、自宅でゆっくりするなどの方法をいいます。アスリートにおいて、心理的休養を優先する場合には、この方法を選択する場合があります。

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アクティブレストの方法と種類


アクティブレストの種類をいくつかご紹介したいと思います。

①ストレッチ
 疲労が蓄積している時に、筋肉の緊張や関節可動域に制限がかかりやすくなっています。筋肉の緊張による関節の違和感や身体の疲労感や痛みが現れやすいです。ストレッチを行うことで硬くなっている筋肉が伸ばされ、血行を促進させ、関節可動域の改善や筋肉の緊張緩和改善が期待できます。
 ストレッチの方法としては、ゆっくりと筋肉を伸ばすスタティックストレッチ、身体を動かしながら伸ばすダイナミックストレッチがあります。

ストレッチの方法に関してはこちらの記事をご覧ください!

②有酸素運動(ジョギング、ウォーキング、サイクリングetc)
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は疲労回復に効果的です。全身運動で身体の血行を促進させ疲労物質の排出が促され疲労回復に効果があります。以前まではジョギングを選択するチームや選手が多かったですが、最近ではサイクリングなどを選択するチームが、海外では多く見られるようになりました。(足関節へのトラブルを減らすために)
入浴
 入浴は、水圧・温熱・浮力の効果を活用することで疲労回復を促します。38~40℃のぬるめの温度のお風呂に浸かることで、心身ともにリラックスすることができます。疲労感が強い場合は、冷たい水と交互に入る交代浴も効果的です。疲労回復のために、しっかり入浴することはとても重要です。

その他、アクアビクス(水中運動など)を選択する方法などアクティブレストといっても、どの運動と選択肢どの運動を組み合わせるかはトレーナーや選手が工夫して行う必要があります。

重要なのは、疲労が溜まったり、痛みが出た時に対処するのではなく、疲労を溜め込まないように日々のコンディショニングからアクティブレストを意識することが大切です!
日常生活の中にアクティブレストを定期的に取り入れ、日々のコンディション管理にいかしていきましょう!


今週の神トレは、安定性のメニューです!!

安定したシュートモーションを作りための内容になってます!

是非ご覧ください!