Carl Zeissのレンズで初心者でも写真のクオリティがワンランク上がった話
一眼レフのレンズを変えてみる
今日はカメラのお話。
別記事に書きましたが、NEX-5が物置から出てきたのがきっかけで最近写真を撮るようになりました。
撮影回数を重ねるにつれてもっといい写真を撮りたいと思うように。いろいろ調べてみたところ、やはりレンズが重要みたいなので、購入検討を始めました。
とにかく明るくてボケるのがいいなーと思い、F値の低い単焦点のレンズで良いものがないか探すことに。
最初に目についたのは、SONYの撒き餌レンズ
SONYのものだと、SEL50F18Fというものが候補で出てきました。
定価は約4万円。中古市場だと2万円くらいなのですが、レビューによると撒き餌レンズと呼ばれてるみたい。F値は1.8で、デフォルトでついてるレンズに比べれば写りは悪くはないものの、使ってるともっと良いものが欲しくなってくる、入門用レンズだそうです。
メーカーがレンズ沼に引き込むための撒き餌としてのレンズという意味合いみたいですね。
50mm(デフォルトでちょっとズームっぽい感じ)で接写は苦手のようで、ゴローズなどの撮影にもあんまり向かなそう。そしてオートフォーカスのスピードも遅かったり、フォーカス時の音がちょっとうるさいという意見も。
発売から10年以上立つが、いまだ根強い人気を誇るCarl ZeissのSonnar T* 24mm ZA
後でもっと良いものが欲しくなるのであれば、最初からいいレンズを買ったほうが良いかなと思って更に探していたところ、Carl Zeiss(カールツァイス)のレンズを見つけました。
Carl Zeissは顕微鏡から始まったドイツの光学機器メーカーで、創設1846年の老舗。同社とSONYの共同開発で生まれたのが、Carl Zeiss Sonnar T* 24mm f1.8 ZAのようです。
なんか名前がかっこいいですよね。下記のような構成で作られているレンズのようです。こんなに複雑なんですね。
NEX-5が出たのとほぼ同タイミングで出たモデルですが、根強い人気があるようで、定価は約11万円ですが、10年以上たったいまでも販売されており、中古市場でも4-5万円の高値で取引がされています。
写真家や価格コムのレビューを色々見てると、ボケ感もいいし、細部の描写力も素晴らしいという評価が多数でした。下記は一例ですが、良いことがたくさん書いてます。
試写〜レビュー通りのボケ感と解像度
メルカリで4万円台の状態が良さそうなレンズがあったので、購入。
届いたので、さっそく外に出て色々撮影してみました。
まずはゴローズ。
かなりきれいに撮れました。特大フェザーの細かい彫りもきれいに写ってるだけでなく、流木の細部もかなり解像度高く再現されています。
散歩してる時にみつけたヨウシュヤマゴボウ。
接写力も高く、かなり寄って撮ることもできます。
そしてボケもかなりきれいに出てて、明るいし、とてもいい感じです。
海と夕暮れと遊ぶ少年たち
太陽の光と雲の色味が雰囲気あってすごく良いですし、影になってる人の輪郭もはっきり出ています。手前の海辺もきれいですね。
まとめ〜初めてのレンズでも一足飛びにCarl Zeissを選ぶのが正解
というわけで、今回はCarl Zeissのレンズ、Sonnar T* 24mm ZAご紹介でした。
一眼を使うだけでもiPhoneとの違いを感じていましたが、レンズを変えると更にワンランク上の写真が撮れるようになったイメージです。
初期投資としてはちょっと高いですが、満足度はそれ以上だと思うので、SONYのカメラでレンズのグレードアップを検討されてる方は、ぜひこちらを選択肢に入れてみてください。
おすすめの買い方〜新品ならAmazonで8万円、中古ならメルカリで4-5万のものを狙う
新品だと定価は約11万円ですが、Amazonなら8.3万円で購入できます。
中古品だとメルカリで4-5万円くらいで状態の良さそうなものが見つかります。
メルカリでのCarl ZeissのSonnar T* 24mm ZAはこちらから
その他試写写真ギャラリー
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