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【新人カメラマンのレンズレビュー】SIGMA 28-70mm f2.8 DG DNは、寄っても離れててもいい感じに撮れる、万能レンズ


街歩きに最適なレンズを求めて

カメラを本格的に始めて8ヶ月程度立ちました。

最初に購入したレンズは、Carl Zeiss Sonnar T* 24mm ZA (SEL24F18Z)。

明るいレンズでボケを取り入れた写真を撮りたいと思って購入し、街歩きをしていました。いいレンズだと思ってるのですが、使ってるうちに24mmだと結構近づかないといい写真が撮れないなと思ってきました。
人の自然な表情を撮るにも、カメラが近いので構えられてしまいます。

しかしながら、テーブルフォトとかも撮りたいので単焦点の50mmだとちょっと近すぎる。

ちょうどいいレンズはないかなーと思って探してたところ、SIGMAのズームレンズに出会いました。

SIGMAの大三元レンズを選択

SIGMA 28-70mm f2.8 DG DNはf2.8通し※と明るいながらも70mmまで寄れる通称大三元レンズの一角。SIGMAには18-50mmのレンズもありますが、キットレンズが50mmで少し物足りなかったので、もっと寄れる70mmを選択。
価格.comのレビューも概ね好評ですし、メカメカしくて好みのデザインであることもあって、購入してみました。

※ズームにしてもf2.8をキープできるという意味。キットレンズはズームにするとf値が高くなったり、そもそもf値の下限が4-5と高いものが多い。

レンズの装着イメージ

SONY α6000につけるとこんな感じ。

ボディとのカラー相性も抜群、無骨で良い感じです。サイズは大きく、重さも470gとキットレンズや単焦点レンズ(SEL24F18Zは225g)と比べると結構重いですが、明るい単焦点を2本持つよりは軽いしかさばらないので、問題ありません。

また、レンズ本体にAF/MF切り替えがついているのも静止している人物や夜景を撮る時などにとても便利です。

ズームの回転がソニーのレンズと逆なのですが、すぐに慣れました。

試写

さっそく撮影してみました。f値の下限はCarl Zeissに若干劣りますが、十分明るくボケもきれいに出すことができます。

f2.8で撮影

マリーゴールド F2.8
葉っぱに登りたいダンゴムシ F2.8
光みたいな水玉 F2.8
名前を知らない花 F2.8
ヴァルキリ

接写で撮影

28mmですが、結構寄ることもできます。キットレンズだとあまり接写できないこともあるので、これもうれしい。

清澄白河のハンバーガー F2.8
ゴローズの平打ちリング。小さいものでもかなり寄れます

三脚で夜も撮影

また、70mmはちょっと遠くのものを撮影するのもとても便利です。

三脚を持って夜の撮影。

夜の高速道路ですが、光がキレイに入ってるだけでなく、かなり細かいところまで表現されていて、SIGMAの描写力の凄さを感じます。

夜の高速道路。シャッタースピードは4s。
東京タワー。トリミングしてますが、細部までキレイに写せています。
満月。これもトリミングしてますが、24mmだとここまでくっきりは撮れません(たぶん)。

意図通りにいろんなシチュエーションで使える、万能レンズということがわかりました。これは買ってよかった、、。

まとめ〜初心者の街歩きには最適な1本

というわけで、今回はSIGMA 28-70mm f2.8 DG DNのレビューでした。

キットレンズからの卒業を考えている方は、ぜひこちらを検討ください!

ちなみにこのモデルは2024年5月にSIGMA 28-70mm DG DN Ⅱ Artという新型が出ています。色々改善されてるみたいなのですが、価格が2倍くらいします。初心者はDG DNで十分なのかなと思いますが、最初からいいやつで撮りたい!という方はこちらも検討ください。

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