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アーティストキャリアの参考書

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アーティストの社会活用やキャリア形成に役立つ記事をアップしています。
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#音楽

複数の収入源を持つアーティストの収入を公開してみようと思う

どうも。 「これ一本で漂白剤いらず!」の洗剤がまだ信じられず漂白剤を併用してしまうガリバーです。これ変えるのってめっちゃ勇気いると思う。 さて。 僕はアーティストとして活動しつつ、いくつかの職業…と言っていいかは定かではないんだけど、収入源を持っています。活動はSNSで発信しているわけなんですが、不思議なことにお会いする人からは「稼いでるみたいじゃないですかー」「日々大変でしょう」と、両極端なイメージを伝えられます。 前者は、ビジネスマンの人から言われることが多いです。仕事

¥300

アーティストがフリーランスのマネジメントを考えるとこうなる

どうも。 noteの下書きが156件になってしまったガリバーです。 公開をビビってるうちに旬が終わってしまう・・・挽回するぞ! マジ卍! さて。 ひと昔前はフリーターとかプータローとごちゃまぜに考えられていたフリーランス。 最近日本でもやっとこの働き方が市民権を得てきて、人材業界もフリーランスをどう活用するかの勝負になってきてます。 でも、フリーランスを活用して成果を出すって、実はすんごく難しい。 人材の見極め、獲得、マネジメント、成果の期待値。 このあたりの割とリアル

もうプロとか言ってる時代じゃないのかもしれない

どうも。 煮干しラーメンをカウンターで食べる女子にときめくガリバーです。 「煮干し食ってるけど何か文句あんのかこのクソ天パー野郎」っていう視線がたまんない。 煮干し女子…ニボジョ…そうかニボジョかぁ。 さて。 令和になって何か社会の雰囲気が変わった気がしますね。 なんとなくですけど、 「もうふんわりした物には騙されねーぞ」 「流されても得はないぞ」 みたいな感じは少なからずあるような。 SNSでも、自分や他人の意思を尊重する風潮がじわじわと。 多様性とかダイバーシティ

アーティストはメルカリやってみるといいと思う

どうも。 ミツバチの季節が近づくことに本気で恐怖を感じてるガリバーです。 てか、蜂ってなんであの色なの。 なんで刺すの。 無理でしょ。 さて、ひとつ前の記事にも書いたんですけど、僕は7年くらいアパレルや雑貨の業界にいました。 MD(マーチャンダイジング)や、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)といった商品企画〜店舗運営に関わる部分は、実務としてやっていく中で、かなり好きな分野でした。 これを音楽に当てはめようとすると、正直かなり無理があるんですけど、物販で稼ぎを増や

現場の空気が教えてくれること

どうも。 早すぎた厚着で汗だくのガリバーです。 早すぎた天才っぽい響き。 カッコいい。 さて、イベントを毎月やって早7年。 音楽イベントはもちろん、セミナー、ワークショップ、異業種交流会、町おこし、企業パーティー、オーディションなどなど。 正直、いまだに失敗してしまうこともあります。 「イベントは水物だなー」なんて簡単な言葉では片付けられないんですが、実際その通りで、どうにもこうにも結果が伴わないこともあるんですね。 だからこそ、成功したら奇跡だし、「それが当たり前だ

いや、ここは日本だから

どうも。 72時間ホンネテレビでガチ泣きしたガリバーです。 吾郎ちゃんマジいいオトコ。 さて、Abema TVはいろんな意味で地上波超え。 僕の中ではツボなオリジナルコンテンツが沢山だし、視聴数(リアルだと信じたい)も出るから人気も一目でわかる。 今回の特番放送で時代は確実に変わったなー。 海外では昔からリアリティショーチャンネルとか特化型のチャンネルもあるし、過激な番組も有料で視聴するのが当たり前。 それを真似る日本のコンテンツもあるけど、つまらない物が多いですよ

何者でもない自分が何者かになるには?

どうも。 好きな飲み物はもずく! ガリバーです。 さて、18歳の時からずーっと、アーティストという肩書きを取っ払った時、「世間一般的に、自分は何者なのだろう?」という不安と戦ってきました。 特に、20代半ばを過ぎたあたりから、同級生が有名銀行や大手企業の管理職になったり、20代後半には起業するのも当たり前になったりしますよね。 地元の先輩や一部の身内からは「まだ音楽なんてやってるの?」「いい加減親孝行しなよ」など、遊び半分でやっているかのような言葉も聞こえてきました。

JASRACは悪だという意見がさっぱりわからない

どうも。 電車の入口脇のスポットにハマりたいガリバーです。 あそこはもはや半個室。 さて、JASRACって知ってますか? ショッカー(古い)ばりに「なんか悪そうな団体じゃないの?」なんて印象をお持ちの方もいるかもしれないですね。 最近では、音楽教室から楽曲の使用料を徴収するというニュースでも話題ですし、古今東西、創作あるところに著作権のモメごとはつきものです。 音楽の著作権については、実例を交えてITmediaさんのブログに過去に書きました。 パーソナルブランドで勝

第2音楽業界をつくる

どうも。 フルグラ、納豆、豆腐、卵、スシロー、たまに肉、のルーティーンで生きているガリバーです。 すこぶる調子いい。 さて、いよいよ言っちゃおうと思ってます。 2017年も残りわずかなんでね。 ズバリですね・・・ 「第2音楽業界」を作るのが、僕の当面の目標です。そのために独立したし、NPO法人も作りました。 僕の胸の内にしまったままでそろそろ腐ってしまいそうなワードなので一回発表しておきます。 あ、概念です。 呼び方や優劣、もはや枠組みすらどうでもいいんですけど、便

興味を持ってもらうために

 「最近何してるの?」という再会の常套句。 ちょっと前なら「気にかけてくれてるんだな」と受け取られたかもしれませんが、最近ではSNSを日々更新する人にこれを言ってしまうと「普段から発信してるのに何も興味を持ってくれていないのか」と受け取られるかもしれません。  特にアーティストは、ブログやSNSで日々発信してブランディングしているので、僕自身がよく思うことがあります。 不意に会った時でも「あ、こないだインスタにあげてたアレさー」などとっさに出てくると、会っていなかった時

まずやり切るのススメ

僕の周りのアーティストもアラサーが増えてきました。 積極的に20代前半のアーティストと関わって吸収するようにしているのはここ最近の記事を見てもらえば良いとして、どの世代にも共通する課題もまたあると感じています。 それは、どんな環境であれ、「今の環境でまずやり切る、乗り切るという覚悟があるか無いか」ということです。 音楽業界全般について、レーベル所属について、イベントについて、人との関わりについてなど、相談されることや僭越ながらアドバイスさせて頂くことがあります。 その

fast musicは悪か

 昨今の配信、ストリーミング文化の流行に伴い、音楽制作のあり方も大きく変容しました。 とくにポップスやクラブミュージックにおいては、コ・ライトと言われる、フレーズごとに違う作家の作品をつなぎ合わせてビッグヒットを狙う作曲手法の台頭で、インパクト重視もさることながら「どこを切りとっても刺さる音楽」が標準化しつつあります。  そんな中、独立して活動するポップスやクラブ系のアーティストはどうしているかというと、サウンドを作り出せるクリエイターやDJと積極的に組んで、いいトラック

肩書き難民

 仕事をする上で、肩書きを尋ねられて困ることが増えました。 歌手、プランナー、ラジオMC、イベントプロデューサー、NPO法人代表、音響制作、ちょっとしたデザイナーやITチックなこともやれる人・・・うーん。  このスタンスで6年くらいやってきて、「このスタンス自体」が仕事になっている事実をどう一言で言えば理解してもらえるのか、一度しっかり考えてみようと思ったタイミングがありました。  何か損をしないような言い方はないものかと頭を悩ませた結果、気づきました。 ない。 ・

ありたい自分像

 何かを叶えたいと思う時、こうなりたい、あれをやりたい、と思うことはもちろんですが、「ありたい自分像」をしっかり持つことが大切だと思います。 「なりたい」ものを説明するには、歌手、警察官、弁護士、教師など、世間一般的に説明のつく職業や肩書きを挙げるといいと思います。 「やりたい」は、技術を磨くことや、趣味、遊び、何でもいいですし、なりたい職業などとイコールの人もいるかもしれません。 単に瞬間的にやりたい趣味や、職業自体に強い憧れを持っていてゴールとする場合は、一心不乱に