見出し画像

第1章3・私のななそらダイジェスト

最初は、分けもわからずに、成り行きのままに始めた#ななそらでしたが、振り返ると毎日がギフトでした。

楽しく続けることが出来たのも、#ななそら仲間に出会えたお陰。日本のどこか、世界のどこかに、同じ時間に空を見上げる人は必ずいる。だけど同じ行動を共有することで、朝7時の空で待ち合わせ!みたいな繋がりが感じられたのは、とても楽しく嬉しいことでした。世界がwithコロナ禍になってしまった今、リアルに人と会う場面は減りましたが、繋がり方は工夫次第で深めることができますね。

ななそら効果はいろいろあるけど、一番は、どんな空も良いと思えたこと。私は普段、空の写真を、雲の形が面白かったり、太陽が眩しかったり、夕陽がステキだったりと、心が動いた時だけ撮ってきました。だけど#ななそらでは、灰色の曇り空を撮り続けるわけです。始めた当初は冬だったので、私の住む地域は来る日も来る日も、分厚い雲が空を覆います。そんな変わり映えしない空の写真を、#ななそらに出会ってなかったら決して撮ることはありませんでした。

これが、無意識に持っていた私の中のジャッジだと気づいたのは、1ヶ月くらいたった頃。私の#ななそらを誰が見たいんだろ?そんな意識もあったっけ。

外側を気にしていたんですね。それまでSNSの投稿が、どことなく不自由だったのも、自分がどう見られているかを気にしていたから。

変わり映えしない空を見上げることは、そんなことに気づかせてくれました。

だんだん外側が気にならなくなった私は、どんな空も、どんな自分もいいと思えるようになっていきます。

空には、境目も、ジャッジも、最初から何もなかったのにね。

画像1

最初の3日間の、私の#ななそら。
初日は旅行に出かける日の、いつもの朝。2日目は長野の空。3日目は伊豆高原。

不思議なもので初日の空には、100日終了時点のテーマと自分が現われます。「はじめよう!と思うから世界が動く。人生を彩るのはいつも自分の心」。文字通り、ここから新たな人生の旅がはじまった記念日。

2日目の「未来は分からないから面白い。気がつけば分杭峠」もしかりで、今の私を預言してます。分からないながらに始めた事が面白くなって、いつしか訪れてみたかった人生の場所を、偶然、通過しているのです。
面白そう!分からないけど経験してみる!この一心が開く世界の素晴らしさを、今は実感しています。

3日目の朝は、前日の夜に旅先での用事が済んでいた私は、何も決めずに、始めて訪れた伊豆高原を思うに任せてドライブしていました。朝7時にいた場所は、伊豆の海。真冬のサーファーが、自由に波乗りしています。私も、思考を手放して波に揺られてみよう。そんな事を思っていました。

#ななそらは、思考を通さずに、ふと感じたことをそのままアウトプットしていきます。自分への制限を外す練習を、100日かけてしていたなんて想像以上の成果でした。





よろしければサポートをお願いします。クリエイター活動の励みになります♡