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性のアイデンティティ、知ってる?

はじめに

本記事は、「産後セックスレスのかなしみと復活」シリーズの中の一記事です。はじめて本シリーズをお読みいただく方は、まずはこちらの記事をどうぞ。

性の多様性

旦那さんと私の性に対する感じ方、求め方が全く違うものなのだ、ということをはっきり認識したのは、実はここ1-2ヶ月のことです。

出会ったのは、2016年の海の日。
そこから週に一回ほどG-mailで文通し
初めて二人で会ったのは2016年10月30日。
そして妊娠したのはその二週間後。

と、急ピッチでゴールインしたのだけど、
(このあたりがどうして実現できたかってのは、もちろん別で書きます)
そりゃあ、お互いについてわからないことだらけだよね。
性についての捉え方も、わからないままに「なぜ?」だけが積み重なって行きました。

レスの要因となること、いくつかを実体験を元に解説して行きたいと思います。そして一言ご注意ですが、これはあくまで私の一体験であり、万人に対する正解を提示しようとしているプロジェクトではありません。

体験やそこから得ること、学ぶこと、、そのすべてはひとそれぞれ。カップルの数だけ、正解があるし、それを求めるプロセスに価値があるから、私の体験は事例研究の一つとして、捉えてもらえたら嬉しいです。

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そもそも、性のアイデンティティが全然違う!

皆さんは、セクシャリティ診断って、やったことありますか?
友人でジェンダーに燃えているあっこちゃんが教えてくれたサイトがこちら。

anone,のセクシャリティ診断

まずね、これ、ぜひ、ご自分でやってみてください。
これまでの自分自身の恋愛と性的関係の傾向が、ズバリ言い当てられていて、なるほど、なるほど、だから私はああゆう人が好きだったのかーと納得します。

ちなみに私の特徴としては、心の性は女の子で、男らしくて、知的な人が好き!ってことでした。うんうん、納得。

そしてね、自分でやった後に、もしよかったらパートナーにも診断してもらうのがおすすめ。で、ここで、「え?なんでそんなのやらなきゃいけないの?」みたいな反応だったら、もしかしたら、その方とは、もっともっともーっとベースのところからの関係性の見直しが必要かもしれません。

もちろん、人はそれぞれ選択の自由があるし、何かを誰かに強要する権利なんて、誰にもないのだから、提案されても、やらないっていうことは、全く問題ではないのだけど・・・。でも、、ちょっとさみしいよね。

旦那さんは、、、神様だった?!

で、うちの旦那さんの場合。
もともとね、とある信頼する占いの先生からは最初に結婚を決めた後に相談した時、こう言われていたのです。
「いやぁ、稀な人ですねー!
この方は、遠距離恋愛でも大丈夫なんですよね。
むしろ結婚とかあまり向いてないというか・・・
その、夫婦関係とか、なくても大丈夫なタイプなんですよね。
だから、むしろ愛さんみたいな(率直にあっけらかんとやりたい!って言えるような)方でよかったですよ〜。」

そう言われた時は、出会って間もない時で、普通にデートしたら求め合っていたので、特に気にならなかったのだけれど、(自分のリードでどうにでもなると思っていた!)でもね、このセクシャリティ診断で、私たちは、同じ人間の形をしているけれど、全く見ている世界も感じている世界も別物だったんだ!ってことが、明確になりました。

旦那さんの結果の特徴は、
「好きになったらセックスするのは当たり前なの?どうして?」
「キャラクターものが好き!って気持ちと、恋愛の好き!の違いがよくわからない・・・」

その他、こころの性は男性でも、女性でもない性別で
表現したい性も、男性でも、女性でもないアイデンティティ

私自身は、表現したい性こそ、体の性を超えた自分らしさっていうものだけれど、その他は、自分の世界の範疇だったので特にびっくりはしなかったの。

でも、同じ生物であるはずの、人間の中には、好きだから触りたい!とか、恋愛のドキドキ、好き!がよくわからない・・・って人もいるんだ〜〜〜ってことを知れた、そんな人が自分のパートナーだったのかぁ、そっかぁ、人って、本当それぞれ違うんだなあってことがわかったのは、すごく大きい発見でした。

この結果をシェアした女友達は「彼は、、、宇宙人か・・・いや、神様だね!」と、感嘆の声を漏らしていました。

かみさまのこどもをお預かりしている
という記事を、第一子が生まれてすぐに書いたけれど、、、
ある意味、本当に、私は神様のこどもを、動物的な自分の性を通して産み落とし、育てさせてもらっているのだなあ、、、と思うと、なんだかすべてが納得いきます。

夫婦だからって、セックスするのが当たり前、じゃないんだね

まず、そんなことがあっても、良いのかも知れない、ってことが腑に落ちたのが、最近、レスであっても悩まなくなった一つの大きな原因です。

でも、私のニーズや困っていることは、ちゃんと伝えてます。

「もっとスキンシップしたいの♡」
「スキンシップできないと、寂しくて、悲しくて・・・ねぇ、わかる?」
「セックス、セックスじゃなくていいから、裸で抱き合ったりしたいの。ぬくもりを感じたいの」

「うん、さみしいんでしょ。悲しいんでしょ。
本当なんでしょ。わかるよ。」

実際、別にその行為自体をしなくたって、寄り添ってくっついて、同じお布団で眠るだけで、翌日の私の表情や肌艶は全然違うし、幸せそうなんだよね。

今、妊娠しているっていうのもあって、そこまで挿入への欲求はないから、今のところ、この夫婦関係にとっても満たされて、満足しているのが現状です。

第二子の出産後に、自分自身のこころとからだの欲求がどう変化していくのかは、その時になってみないとわからないけれど、少なくとも、私たち夫婦の場合は、お互いの違いを明確化していること、そしてそれを踏まえた上で、どうしたい、こうしたい、っていうことを伝え合えていること。これからはそこからのスタートなので、第一子出産後の大変さとは格段に違うのではないかなあ、と希望を持って見通しています。

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本当にやりたくなったら、どうするの?

これについては、AV男優のしみけん先生の著書、「人生最高のセックスに出会いたい貴女へ〜しみけんが教える56のルール〜」に譲ります。

この本のP.96からP99までが、しみけん先生が思う、セックスレスについての対処法が書かれています。

私と旦那さんが、実際にどのような話し合いと解決に至ったのか、ということは別途記事に書きますが、取り急ぎ、今悩んでいる方には、ぜひこの(手の)本も参考に、自分自身の本当の願いに向き合って見て欲しいなと思います。

それから、これもまた別途書きたいことだけれど、劍持ご夫婦の、ビデオもとてもおすすめです。お二人は、ブログFecebookでも本質を突いた性やパートナーシップについての発信をされているので、ぜひフォローされると楽になったり、ヒントをもらえたりするんじゃないかなあ、と思います。メルマガの登録もおすすめです。

ビデオ:「セックスレスとの向き合い方」


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