かみさまのこどもをお預かりしている

私は自分のこどもを自分のこどもとは思わない。

ただ、かみさまのこどもを、この手にお預かりしている。

育てさせていただいている。

この人が、ことばを発し、ひとに伝え、行動を起こし、いのちを具現化することができるようになるまでの間、現代社会がどのようなものかを、ほんの少し案内する係のようなもの

本来、こどもとは皆そのようなものであり

いえ、ひととは、ひととひととの関係とは、そのようなもの

私たちはかみさま＝いのちに所属している存在であり

私たちは誰にも所属していないのです。