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教育系NPOカタリバに転職。「隠れ移民大国・日本」の未来を次世代/企業と共に創る

こんにちは!
バタバタしていてご報告が遅くなってしまいましたが、
5月に教育系NPOのカタリバへ転職しました!(SNSでも投稿しましたが長文なのでnoteにも転載)

カタリバは、子どもたちの可能性を最大限に引き出すために、教育やキャリア支援、地域活動など、さまざまな事業を展開している団体です。

ぼくは、外国ルーツの高校生のキャリア支援「Rootsプロジェクト」の担当になり、
主に企業さんと連携したインターンシッププログラムの開発・実施をしていきます。
(事業紹介のマンガシリーズもスタート!ぜひ読んで欲しい!)

外国ルーツ高校生向け企業インターンを通して、外国ルーツの人々の複雑な課題に変化を生み出す

実は、日本は世界でも4番目に移民が多い「隠れ移民大国」と言われており、
2030年には外国人労働者が400万人近くにまで達すると言われています。

出典:OECD外国人移住者統計 2018年,3ヶ月以上滞在予定者
出典:「日経ビジネス」人口は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」、外国人労働者は厚生労働省、2030年の外国人労働者の予測は日本総研による

近い将来、職場や学校など身近に外国ルーツの人々がいて当たり前の世界が訪れようとしている中、双方にとって暮らしやすい社会を今から考えるべきではないでしょうか?

現に外国ルーツの高校生の中には、日本が移民を受け入れるというスタンスをとっていないが故に、義務教育の対象になっていないなど、言語的な課題だけではなく、制度的な課題や経済的な課題など、多層に折り重なる課題によって、学びが届いていない現状があります。

そこで、外国ルーツの高校生向けのインターンを届けることで、構造変化を作っていこうとしているのが、Rootsプロジェクトです。

◉対企業としては、CSR・CSV・ESGの文脈としての次世代教育+企業におけるDE&Iや多文化共生のあり方を問う取り組みとして

◉対生徒としては、キャリア開発+生徒の成功体験や家庭・学校以外の大人との関係性資本の獲得するきっかけの取り組みとして

これまでにない文脈でインターンを開発しています!

立ち上げ期のため、まだまだ手探り状態ですが、ぜひ皆さんともコラボしたり、議論しながら、より良い形を模索していきたいです!

直近は、連携協定を結んでいる群馬県でのインターンと、都内でのインターンの2軸を夏頃に実施します。

https://www.katariba.or.jp/news/2023/03/30/40573/


これまでリバネスで培ってきた、高専生向けのキャリア開発やインターン企画の経験や、ブリッジコミュニケーターとしてのスキル・マインドを活かして、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」の実現を目指していきたいと思います。

<リバネス及び、リバネスコミュニティの皆さん>

これまで約4年間、研究者集団リバネスの中でブリッジコミュニケーターとして、様々な挑戦と成長の機会をいただき誠にありがとうございました。

中高生への教育/研究支援、若手研究者へのキャリア支援、アカデミアの方々への研究支援、研究開発型ベンチャーの方々への伴走支援など、「研究」をキーワードに本当に多くのことに挑戦させていただきました。

中でも、高専特化型の研究費「リバネス高専研究費」や、
高専生と共に企業・地域の課題を解決する「高専チャレンジ」の立ち上げをさせていただいた経験は、多くの方との出会いや、ライフミッションである「一人ひとりに世界を変える力が備わっていることを信じ伝える」の発見へと繋がりました。

高専プロジェクトを中心に、引き続きリバネス内外から連携して、ライフワークとして引き続き仕掛けていければと思いますので、よろしくお願いします!

早速、高専GCONのサポーターにも任命いただきましたので、
こちらに尽力しつつ、高専や産業界を盛り上げていきたいと思います。

GCONキックオフ|https://gcon.kosen-k.go.jp/orientation/HYnZj9zc

長くなりましたが、今後も皆様と共に仕掛けていきたいと思っています。

DE&I、10代への教育、外国ルーツ、インクルーシブ、マイプロジェクト、教育CSR/ESG、高専、アントレプレナーシップなどなど、周辺キーワードにピンときた方は、ぜひざっくばらんにお話させてください!

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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