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【探究学習】ベンチャーの創業エピソードを題材にした、社会課題と学校教育をブリッジする教育コンテンツを開発しました!

こんにちわ。リバネスの内山です。

研究者が集まった会社で、研究の社会還元と社会実装を目指し、「科学技術の発展と地球貢献」という理念を掲げて、次世代への科学教育や研究者の支援、科学技術を活用した新規事業開発などを行っています。

今日は新たに開発した教育コンテンツの話をしたいと思います。

勉強嫌いだったからこそ、次世代にはワクワク学んで欲しい

突然ですが、僕は学校の勉強が大嫌いでした。
特に、中学の英語教科では、発音記号など綴りと発音の関連性を教わっていないのに、いきなり英単語を発声させられたときは、意味がわからなくて本当に苦痛でした。

そんな僕ですが、学位を取って給与をあげたいという不純な動機で(笑)働きながら大学院に行きはじめました。
不純な動機でしたが、いざ学び始めると学ぶのが楽しくてしょうがなくなり、寝る間も惜しんで色んな分野を学びまくり、必要単位数の1.5倍以上を取得、あの勉強嫌いはなんだっただろうというほど勉強大好きになったのです。

その経験から「なんで急に学ぶことが楽しくなったんだろう?」と時おり考えていました。

そしてわかった圧倒的な違いは、働く中で、社会における課題と学問の接点をリアルに感じることができる状況にあった、という点です。特に、技術ありきの新規事業や新規開発ばかりのメーカーにいた僕にとって、人のニーズや価値観を起点にモノづくりやコトづくりを行う「人間中心設計」は衝撃的で、最高にワクワクしました。

もっと早くから、社会のリアルに触れる機会があり、学校での学びの意義や社会との繋がりを感じられていれば、中高生での勉強への意識は全く異なっていたのではいかと思います。

そんなこともあり、次世代の学びをもっとワクワクしたものにしたい!という想いを持つようになりましたが、「教育に関わる機会ってなかなかないしなあ」とその想いは温めてきました。しかし、リバネスという会社に入り次世代教育に携わるようになり、この想いに挑戦する機会を得ることができました!

社会課題と学校教育をブリッジするコンテンツを開発!

この度、経産省「STEAMライブラリ」というオープンプラットフォームに掲載するコンテンツ開発の公募採択を受け、温めてきた想いを実現するコンテンツ開発の機会をいただき、無事完成しました!

社会課題に挑戦する研究開発型のベンチャーを題材にした動画を導入に、社会課題や技術開発について探究する学習カリキュラムになっており、理科、技術、ものづくり、そして社会の教科は、バラバラに分かれているのではなく、「全てが繋がっている」ということを感じられる内容になっています。

今回は、世界初の「台風でも発電できる風力発電機」を開発するチャレナジーを題材にしており、創業者の清水さんが専門外でありながら、エネルギー問題解決のためにゼロイチで技術開発をしていった歴史を辿りながら、子供たち自身も社会課題の探究と研究開発プロセスの体験学習を行います。清水さんの課題解決への熱い想いと一筋縄ではいかなかった技術開発のエピソードは胸熱です!

学校の先生をはじめとする次世代の教育に携わる人や、勉強が面白くないと思っている中高生にぜひ観ていただきたい内容になっています!
また、組織のなかで働く意義を見失ってしまっている人にもぜひ観ていただきたいです。ワクワクしながら課題解決に挑戦する清水さんの姿は、働く/学ぶことの楽しさを呼び覚ましてくれること間違いなしです。

ぜひご覧ください!!
今回掲載させていただいている経産省「STEAMライブラリ」には、他にもおもしろコンテンツが盛り沢山なので、そちらもぜひ!!

コンテンツへのリンク

チャレナジーについて


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