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結果じゃなくて過程だよ


長女の保育園で運動会がありました。
去年の運動会がコロナで中止になったので2年ぶりです。


感染対策のためクラス入れ替え制。
見学も各家庭1人までだったので、とても小規模なもの。


どうやらダンスを披露するらしい。
夕方保育園から帰ってくると、
毎日大きな声で自分で歌いながら踊り狂っておりました。


ただ、うちの娘ものすごーーーく内弁慶なんですよねぇ。
親としてはそれを一番懸念しておりまして。


家の中ではやりたい放題ですが、一歩外に出ると引っ込み思案に様変わり。


公園に行ってちょっとアクティブな子がいると恐れをなして遊具に近づけない。
滑り台の順番は抜かれっぱなしで何か言いたげにこちらを見てSOSを出してきます。
(私は特に何もしない)


子供って視野が狭いですから。
相手もイジワルしてるわけではなくて、空気と化してる子のことは見えないんですよね。
高速道路の合流と一緒だと思うんですが、勇気を出してアクセルを踏んでタイミングよく間に入っていくしかないわけですよ。

その高速道路の合流地点でビュンビュン通る車に恐れをなしてブレーキ踏んで立ち往生するタイプ(危なすぎる)がうちの長女です。


私も子供の頃同じように内弁慶だったので分かります。大舞台は緊張の思い出しかない。


本人はとってもとっても運動会を楽しみにしているけれど、いざ本番で10人以上の保護者を前にして楽しめるだろうか。
2年前はまだ緊張とかはなかったからなぁ。



当日、保育園に向かう道すがらもウッキウキ♪
「後でねー!」元気にお友達のもとへ。

どうか無事に終わりますように。


運動会が始まり、子供たちの入場。

案の定めっちゃくちゃ暗い顔!!

下を向いて上目遣いで周りをじーーーーー。

こんなに人がいると思わなかったんだろうなぁ。


結局、終始モジモジ。
ダンスもほとんど踊れず。
笑顔は一度も出ずに終わりました。


どうだったかなぁ。
この結果は不本意じゃなかったかな。
ちゃんと楽しめたかな。



その日の夜、撮られた動画を観ながら夫に楽しそうにお話してくれました。

「みんながいて恥ずかしかったの」
「お友達がね、踊ってよってやさしい声で言ったんだよ」

思ったよりも楽しめたんだね。
よかったよかった。

ついつい結果を重視してしまいがちだけど、
子供は強いなぁと思った出来事でした。

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