「変化し続けられる存在になるために、一次情報を取りに行く」1人目マーケターの入社1年振り返り

この記事は、【2022 春 LayerX Advent Calendar(概念) 】24日目の記事です。前回の記事はuchikenさんの「40→90名組織拡大期のスタートアップカルチャー浸透ポイント3つ」でした。次回はセールスチームの大竹さんの記事が公開予定です!

こんにちは!LayerXで「バクラクシリーズ」のマーケティングを担当している内山(uchiken)と申します。昨日に引き続き2日連続のAdvent Calendar(概念)の登場になります。

今回のnoteは本日でちょうど入社1年になるので、入社から現在までを振り返ろうと思います。この記事では、マーケターとしてJoinして1年間どのようなことに取り組んでいたか、スタートアップで働く上で何が重要かをお話できればと思います。

疾風怒濤の1年間の振り返り

下記は、入社からの現在まで関わっていた領域を可視化した表になります。ここからは四半期ごとで振り返っていければと思います。

いろんなことにチャレンジした1年間だったなあ


4-6月:手探りの時期

「LayerX INVOICE」(当時)がローンチされて約3ヶ月のタイミングで、1人目のマーケティング担当として私は入社しました。

1番最初に注力したのは、お客様となる経理担当の業務のキャッチアップです。社内や前職の経理担当に時間をもらってヒアリングを実施したり、QAに参加してプロダクト理解を深めたりしました。

加えて、事例記事を制作する過程で顧客インタビューに同席し、バクラク請求書の導入前の課題や導入に至ったポイントを深堀りさせていただいたことは、解像度を高める上でとても貴重な機会でした。
お忙しい中時間を割いてインタビューに協力いただいた皆様には、「こんなに褒めていただけることはあるのか…。」と思うほど、様々な角度からバクラクの魅力をお話しいただき大変感謝しております。

1番最初にインタビューさせていただいたプレイド様の記事

マーケティング関連の業務では、まずは前職でも関わっていたオンラインセミナーを中心に着手し始めました。また、今までほとんど経験がなかった広告運用も担当し始めました。

カルチャーや行動指針の浸透、一体感の醸成を目的とした「Trustful Team委員会」のメンバーとしての活動も開始しました。


7-9月:オンラインイベントを通じた情報発信

8月には、帳簿書類電子化のスペシャリストである袖山先生に登壇いただき電子帳簿保存法解説セミナーを開催しました。2022年4月現在まで毎月開催していて、毎回多くの方に参加いただいています。電子帳簿保存法だけでなく、インボイス制度の導入も近づいていおり、今後も法制度に関わる有益な情報を発信していければと考えています。

また、同じく8月には経理業務を最前線でサポートしている各社をお招きし、「経理 DX DAY」を開催しました。入社してから最も多くの社内外の関係者を巻き込んだ取り組みとなりましたが、結果としてイベントの満足度も高く、経理業務にかかわるデジタルツールへの高い関心を持っていた参加者に良いものを届けられたと感じました。

「Trustful Team委員会」の活動では、Tシャツを作成しました。TシャツにはLayerXの行動指針の1つである「Be Animal」が記載されており、バリューの浸透や社外に向けて価値観を伝えることを目的としていました。

結果として、オンラインMTGや出社時に自主的にTシャツを着るメンバーも多く、社内に一体感が生まれるきっかけになったと感じています。

Tシャツを発注したラクスルさんに取材いただきました


10-12月:目標を達成する一方で、新たな課題の発見

10月から始まる四半期では、事業計画上で必要な商談数からリード獲得をチームの目標として設定し、達成することができました。その一方で、オフライン・オンラインの展示会などで、バクラクとほんの少しだけ接点を持った方の割合が高く、当初の想定より商談につながらず目標設定の難しさを感じました。

10月には1月から放映することになるテレビCMプロジェクトも開始しました。私は、全体のディレクションを担当し、非常にチャレンジングな役割を担わせてもらいました。テレビCMプロジェクトについては、下記の記事に詳細をまとめたので、ぜひこちらもご覧ください。

加えて、サービスのリブランディングにも関わり、「多くの方にサービスの提供価値を伝える」ということについて、深く考えた四半期でした。

そして、11月から2人目のマーケティング担当として伊藤さんが入社しました。現在はマーケティングチームのリードを務めており、KPIの見える化を推進しているとても頼れる存在です。また、社内では兄者(あにじゃ)と呼ばれ、チーム内外で非常に慕われています。

「Trustful Team委員会」の活動は2021年内で任期が満了しました。上半期の締め会では、オンラインの開催で盛り上がるか不安でした。しかし、当日は笑いあり涙ありで全社一丸となった会とだったと感じています。
「Trustful Team委員会」の1月からの活動は、バトンタッチして新しいメンバーがカルチャーや行動指針の浸透、一体感の醸成を推進しています。

1月-3月:CM放映開始と次のチャレンジへ

1月にはテレビCMが無事に放映開始しました。Twitter上でも嬉しい感想をツイートいただくこともあり、プロジェクトに関われたことを誇りに感じられました。

この四半期には、経理・コーポレート業務に関わっている方が法制度対応や業務効率化をサポートできるような記事コンテンツの公開もしました。
これからも多くの記事を公開して、少しでも多くの方のお役に立てることができればと考えております。

2月には仲間が増えました。新しくジョインした小幡くんは、LayerXの行動指針である、貪欲に情報を集めて大胆な行動をする「Be Animal」と、数字とファクトに従って意思決定をする「Fact Base」のバランスが非常に取れていてます。現在広告運用やバクラク電子帳簿保存プロダクト全体のマーケティングをリードしています。


私は3月から大型カンファレンスの企画に注力しており、詳細の内容が決まったらTwitter上でお知らせできればと考えております。

1月から現在まで、4月に開催する事業部オフサイトの企画にも関わっています。組織が拡大が続く中で、メンバー同士の交流を深めて一体感を感じられる会になるよう準備を進めています。

スタートアップで働く上で何が重要か

プロダクトローンチして3ヶ月のほぼ立ち上げ直後の状態でジョインして1年が経ち、スタートアップで働く上で何が重要か考えました。

それは「変化し続けられる存在になる」ということです。

これまでお話した通り、1年間で幅広く様々なプロジェクト・施策に携わりました。そこでは、必要な知識から求められる成果まで大きく変わります。この先も、事業が成長続ける中で戦略の転換や組織体制の見直しが起こると想定されます。

「変化し続けられる存在になる」には何が必要なのでしょうか。それは、「自ら率先して一次情報を取りに行く」ことだと思います。お客様/社内のメンバーが何を考え、課題に感じているかに真摯に向き合え続ければ視界がひらけ、適切にアクションできると思います。

思えば、バクラク請求書も100社以上のCFO・経理担当にヒアリングを行い、すべての企業で「請求書受領業務」にアナログ作業が残っていたため、その課題をプロダクトを通じて解決しようとローンチされました。

今後も、自ら率先して獲得した一次情報をもとに変化し続けて、バクラクを通じて少しでも多くの方の働き方を変えられるようにコミットしていきます。

最後に

バクラクを提供するLayerX SaaS事業部は「圧倒的に使いやすいプロダクトを届け、ワクワクする働き方を。」をミッションとして掲げています。

「バクラク請求書」が世に出て1年3ヶ月。ミッション達成にはほど遠く、この先に様々な壁があります。この壁を乗り越えるためには仲間が必要です。

LayerXに入社して1年が経ちましたが、今でも毎日新しいチャレンジがある背伸びし続けないといけない環境で、「ワクワクする働き方」を実現するために「ワクワクする働き方」をしていると日々感じています(笑)。

LayerXやSaaS事業について、少しでも興味を持った方はぜひ下記をご覧ください!

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