61. 葛藤と大切にしたいもの
娘の無尽蔵の可愛さに心を奪われ続けている内田です。
noteにお越しいただき、ありがとうございます。
何度も繰り返すようですが、先日可愛い娘が生まれました。
トップ画は赤ちゃんタレントのように可愛すぎるので、誰もがネットで拾ってきたものだと思われたと思いますが、うちの娘です。
可愛くてすみません。
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特に0ヶ月目というのは赤ちゃんに昼夜のリズムがないし、一度にたくさん母乳を飲めないし、もちろんオムツ交換も必要にもなるので、頻繁に赤ちゃんの対応をしなければなりません。
核家族の辛いところですが、夫が働いていたら、奥さんがメインで対応しないといけない。
当然ながら全然まとまった睡眠が取れないし、産後はホルモンバランスの崩れで産後鬱になってしまう方もいらっしゃるようです。
幸い僕はがっつり育休が取れたので、できるだけ妻に楽させてあげたいと思っています。
そこで、妻は午後9時に寝て、僕は午前2時に寝ることで、2人で手分けして赤ちゃんの対応をすることにしています。
上手く機能した時は2人とも7時間くらい寝れてます。
もちろん赤ちゃんへの対応は第一なので、こちらは問題ありません。
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どれだけ一緒にいても全く見飽きない。
本当に可愛い娘です。
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本題はここから。
妻と子どもが退院してからまだ数日しか経ってないけど、僕は今不安や焦りを感じてる。
将来に対しての不安。
僕はエリートじゃない。
手に職がある訳でもない。
今の会社でずっと働くつもりもない。(続けるのと辞めるののどちらがより安定した将来になるかはわからない)
2・3ヶ月後にはほとんど知り合いもいない街に引っ越し、DIYで古民家の環境を最低限整える。
育休は一年ある。でも、一年しかない。
育休明けまでに家族を養えるだけの仕事を個人で得られるとは正直思えてない。(だから多分今の会社を続けるか、転職することになるだろう)
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今の不安を原動力に動くのなら、思いっきり努力する必要があるだろう。
そうして、少しでも有能な人材になって、仕事をバリバリこなすのだろう。
だけど、僕の価値観はそれを全面的には肯定してない。
生存本能があるから、将来への不安は感じるものだ。
そして、努力はほとんど絶対的に肯定されるものだ。
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だけど、僕の人生において、今が一番大切な時間だ。
妻と子。
自分が最も愛する人を、一番に大切にする。
互いに向き合った時間を過ごす。
特に子どもは小さければ小さいほど、この世界をどう捉えるかを見極める大切な時期だ。
この世界は安心できる場所なのか、自分は人(親)からどんな風に扱われる存在なのか。
そうやって養われた感覚を持って、この先何十年も生きていく。
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親としての責任とか、子どもが生まれてやる気が出たとか、それは結構なことだ。
だけど、自分の人生の中で、本当に大切にしたいものは何なのか。
子どもにとって本当に大切なことは何なのか。
僕は、愛のある時間を共にたっぷり過ごすことだと思う。
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自分の内側から、がむしゃらに動けという声が聞こえる。努力しろという声が聞こえる。
そうした声に従うのはある意味では簡単なことかもしれない。
自分の不安を消すことに焦点が当たっているから。(それとも、このnoteを書かせているのは、自分の怠け心なのか。いや、そうではないと信じたい。笑)
だけど今は、それよりもこの子に向き合っていたい。
それが、今僕が大切にしたいこと。
もちろん、家族を路頭に迷わせる気はない。
だけど、僕は努力し続けて大切なものを十分に大切にできない人生を手放す。
その代わりに、たとえ煌びやかでなくても、温かな人生を選んでいきたい。
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社会的に認められること、自分の不安から行動を起こすこと。
それは選びやすい選択肢ではあると思う。
だけど、自分の人生を主体的に選んでいけるとしたら、僕は、あなたはどんな人生を選びたいだろうか。
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