【書評43】キングオブデート 非常識な逆算デート術 ジョニー (著)
キングオブデート。
フェルミ漫画研究所で紹介されていたのが本書。
デートがうまい人もいれば下手な人もいる。
ボクは完全に下手な人だ。
アプリのおかげで女性と合う機会は多く頂いているが、なかなか結果に結びつかないケースが多い。
「気にせず、次」とやっていくのも時にはいいが、成長がない。
量をこなしながら質を高めるようにするのが大事なのは、何事も同じだなと思う。
そこで、手にしたのが本書。
筆者の所属するブライトフォーメンは、You Tubeで見たことがある。
ブライトフォーメンとは、恋愛で悩む男性を救う婚活恋活のスクール。
そボクは、恋愛で悩む男性を救う素晴らしい事業だと思っている。
その講師が書いた本ということで信頼度はMAX。
少しでも有益な情報がほしいと思い、本書を手に取った。
筆者紹介
ジョニー
BRIGHT FOR MEN デートメイキング講師
LCIQ診断士(Love Communication Intelligence Quotient)
JADP認定 メンタル心理カウンセラー
2005年から「記憶に残るデートの脚本」デートメイキングをはじめ、16年間で4000組以上の男女にデートプランを提供。
主観で恋愛を語りたくないと考え、日本ブライダル・ソムリエ協会でLCIQを学び、LCIQ診断士となる。同時にメンタル心理カウンセラーの資格も取得。
6年前にBRIGHT FOR MEN 代表の川瀬氏と出会い、デートメイキングの講師として参加。
現在は、男を磨く恋活・婚活学校「BRIGHT FOR MEN」にて科学的根拠と実績を基に的確なアドバイスを行い、これまで350組以上のカップルと70組の成婚者を出している。
内容
婚活学校ブライトフォーメンの講師ジョニー氏の書かれたデート必勝本。
デートに成功するということは、彼女が出来るということでもある。
本書は彼女を作りたい人向けに書かれている本だから、遊び相手の女性が欲しい人には向いていない。
本書で紹介されている逆算デート術のおかげで付き合ったカップルは350組、成婚に至ったのは70組にものぼる。
本書の構成は下記の通り。
1章 出会いの数の作り方
2章 デートは準備が8割
3章 初回デートの心得
4章 距離を縮める話題はこれ！
5章 2回めデートの流儀
6章 告白デートの論理
7章 長続きするパートナーマネジメント学
効果的な出会い方からデート前の準備、デート中の心得、話題、告白、付き合ったあとに至るまで、幅広く紹介されている。
まず出会いを作るには、実際に行動することが大事。
マッチングアプリを使えば、24時間365日自分の代わりに営業してくれるからとても効果的。
仕事が忙しかったり出会いの場に行く勇気がなかったりする人でもチャンスがある。
また、街コンや合コンなどに参加するのもいい。
付き合うには「出会いの数×確率」。
だから、何も行動しない人と比べて結果が出るのは当然のこと。
実際にデートが決まったら、準備をしっかり。そこで8割が決まる。
特にお店選びは重要で、ファミレスやチェーン店の居酒屋などは女性をがっかりさせる可能性が高いから注意。
ロケハンも効果的で、店までの道のりや入り口などを確認しておくとデートの成功率が高まる。
デート当日はとにかく清潔感のある身だしなみを意識！
そして女性との会話では、敬語を外すことがポイントになる。
店につくまでに、お互いに下の名前で呼び会えるように提案すると、その後打ち解けあいやすい。
また女性と話してるときは、気持ちに共感することが重要。
女性が話したことに対して、「すごいわかる。じゃあ〜？」質問する前に、「わかる」とか「だよね」とかワンクッション入れてあげるといい。
2回めのデートに持っていくときは、体験型のデートを提案するといい。
たとえば水族館などは、会話だけでなく動きがプラスされるので、デートに厚みを出せるのがメリット。
そして、告白は答え合わせという意識でいくといいらしい。
仲が深まっていれば、女性は自然とOK してくれるからだ。
そして告白のセリフはシンプルイズベスト。
「好きです。付き合ってください」だけがいい。
そして、いざ付き合えるようになってからがスタート。
恋人になってから極端に連絡頻度を落としてしまう人がいるがNG。
分かれやすい期間は付き合ってから3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月。
付き合ったからと安心するのではなく、彼女との連絡頻度はお互いに相談して決めるといい。
心に残ったところ
最初はほどよい緊張から意識して直せていたものが、2時間のデート中の心が緩んだ時に、継続できず、
女性と接していないときでも、立ち回りを意識する重要性を教えてくれた。
女性といるときだけ姿勢に気を使ったり、店員さんに優しくしようとしたりしても、いつかボロが出る。
だから、普段から無意識に出来るように習慣化してしまうのがベストだなと。
どんなに疲れていても怒っていても、人に優しくできれば、好きな女性の前でも同じように振る舞える笑
振る舞いだけでなく、姿勢とか身だしなみとか女性にチェックされるポイントを全部見直せるようにしたい。
「2時間半以上の恋愛におけるコミュニケーションは、その中をそれ以上深めることはない」
コミュ力の低い人は、こう捉えればいいらしい。
だから、サクッとあってサクッと解散すればいいということ。
ムリに長時間いる必要もないと分かれば、気が楽になるのではないか。
短時間でも女性の気持ちに共感して楽しませてあげられれば、次に繋がるはず。
まとめ
今度のデートはうまくいく気がする。
本書を読んで、かなり自信がついた。
デートには、相手を喜ばせるためのコツがある。
それは特別な才能もお金もいらない。
ちょっとした心がけとか思いやりとか。
日常から自分を変えていけば、必ずデートは成功させられるなと思った。
恋愛では相性もあるから、すぐに結果が出ないこともあるだろう。
そんなときこそ、本書に立ち返って改善点を見つけ出すことを繰り返したい。
成長した自分がそこにいるはずだ。
仕事と一緒で恋愛も自分を変えれば、必ず結果は出せる。
諦めずコツコツ継続したい。
筆者に感謝。
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